昭和二年築の「旧真壁郵便局」は、町のシンボルだった!

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こんちわっす!

日本中の知られざるスポットを発掘&取材してブログにしている『知の冒険』。今回は、あまりにもマイナーな場所を取り上げますが、それもこのブログならでわという感じでしょうか( ̄▽ ̄)

以前の記事では、茨城県の真壁町という場所にある老舗旅館『伊勢屋』を記事にしましたが、今回も舞台は真壁町です!

真壁で長年シンボル的だった近代建築の郵便局の建物がありまして、そこは今では一般開放して中を見学できるんですよね。いつもほど中身が詰まった記事にはなりませんが、そんな旧真壁郵便局について、今回はさらっと紹介したいと思います〜〜!

本記事のポイント

・昭和二年に建てられた、外壁モルタルの木造建築物。
・元々は銀行→郵便局だった建物で、真壁のシンボル的存在だった。
・展示物がないものの、内部は二階まで鑑賞することが可能!

知の冒険では近代建築の建物を扱うことは結構多いです。そのなかでも、今回みたいな郵便局というと、以前は山梨県に現存する『旧上九一色郵便局』を記事にしましたかね!

こんな感じで、今でも日本中を探すと、かつては郵便局だった近代建築の建物ってちらほら残っているんですよね。

んで、今回紹介する茨城県桜川市の真壁町という場所にも、そういった郵便局の建物が残っています。

しかも、中も見学できるというのが嬉しいというね( ̄▽ ̄)

やはり近代建築は素晴らしい

それが、こちらの旧真壁郵便局!!

1927(昭和2)年に建てられた木造建築であり、外壁はモルタル。 元々は五十銀行(現:常陽銀行)真壁支店として建設されたものであり、戦後すぐには配給所としても利用されました。

ここ、最初は外観を見れるだけかと思ったんですが、館内も解放しているというね!

真壁は登録有形文化財のオンパレードっす
郵便局だったことがよくわかるかと思います

扉を開けると、早速郵便窓口の名残りが垣間見えますね。ここで多くの郵便物に関するやり取りが行われていたわけですね。この仕切りが残ってるだけでも、当時の様子を想像して楽しんでいる私、、(笑)

この建物、元々は銀行でしたが、常陽銀行は仲町の方に移転し、1956(昭和31)年からは真壁郵便局(特定郵便局)として1986(昭和61)年まで使用され続けました。

ちなみに中は電気ついてなくてちょっと暗いっすね。照明ONのスイッチあったかもしれないですが、当日は晴れてましたしこのままでも問題なかったというね。。

仕切りには、こうしたモロな名残りもありました!!

ここは保険・年金の窓口っすか。

ここは貯金に関する窓口?
こういうレトロな自体いいっすね~~
椅子がシュール・・

裏側から見ると、また違う景色になりますね~~。

ちなみに館内は無人です。誰もいません。。私みたいに、よほどこうした近代建築に関心もってる方とかは「入ってみようかな~」と思うかもですが、そうでない方だとどうなんでしょうね~~。

さりげなく展示されている雛人形

ちなみに、真壁はひな祭りが有名な場所みたいです。

↓以下に桜川市のリンクを貼っておきますが、真壁町では平成15年から歴史的建造物を後世に伝えようと地元の有志の方たちによって、ひな祭りが開催されているようです。

こうした町おこしって難しいですよね。いろんな場所で、その地域の良さを発信すべく試行錯誤している所って日本中を探すとたくさんあるわけですが、いろんな方が絡むだけあって、方向性の違いも出て来るし、うまく行く方がレアっすよね。

大分県の豊後高田とか、静岡県の熱海、あとは愛知県の円頓寺商店街とか成功例はいくらかあるっちゃあるわけですが、こうしたレトロな街並みを生かすってのは良い地域おこしのモデルですよね~~。

これ、確かに撮った覚えはあるんですが館内のどこで撮ったか覚えてないんすよね~~。

ちなみに、窓は上げ下げ式です。近代建築にはよく取り入れられてますね!

すげぇ合体の仕方だな・・

ちなみに、この建物は後ろにこんな建物が合体してます。凄い合体の仕方ですよね。。(笑)

この上の写真の左側にあたる建物は、比較的簡易な構造ですが、本体建築と同じ1927(昭和2)年の建築物で、銀行の休憩室として、また、郵便局の集配施設として利用されてきたみたいです。

なんでこうなった??

この合体した二つの建物は、中で行き来することが出来ます。

といっても、こっち側には特に何もなかったっす!!

この梁はたまらんな~~

でも、見上げるとこんな屋根になってまして、ちょっとビックリ(*´▽`*)

太い木材で見事に組まれてますね。

これで一階は一通り見終わったので、二階に上がります。

階段を上がって正面にあるのがこちらのお部屋。解説が何もなかったので、何に使われていた部屋かは不明。。

しかし、この木材の床と壁の色のギャップが何とも言えませんね。

戦前・戦後を通じて真壁町の中心部のランドマークとして親しまれた近代建築。創建時の外観をよく留めており、構造や外部仕上げ、外観の意匠などは、地方都市における昭和初期の建築の特徴が端的に示されています。

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おわりに

はい、という感じで今回は割とライトな記事となりました(*´▽`*)

今回紹介した旧真壁郵便局は、内部の公開をしていて簡単な説明はあったりするものの、特に展示物があるわけでもなく、そこまで深い歴史とかもわからなかったので、今回は内部をサラッと紹介するような感じにさせていただきました!

誰か常駐のスタッフの方とかがいらっしゃったら色々聞きたかったんですけどね。

まぁ茨城県の真壁って、アクセス的に行きやすい場所ではないのでなかなかいく機会は作りにくいかもしれないですが、古い建物が多い街なので、そういうのが好きな方はぜひ行ってみて下さいね~~!

ではでは!!

詳細・地図

住所 茨城県桜川市真壁町真壁297
入館料 無料
開館時間 不明
休館日 不明
駐車場 なし
電話番号 029-301-5449
アクセス JR岩瀬駅から車で15分ほど
リンク https://kumamoto.guide/spots/detail/12459

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