こんちわっす!
日本中の博物館のみならず、銭湯や老舗旅館などいろんなニッチな場所を取材して記事にしている『知の冒険』。
今回紹介するのは、三重県松阪市にあるレトロな銭湯『花岡温泉』を紹介します。ここを訪問したのは、今から一年近く前になるでしょうか??
本を出版するための博物館取材旅に出ていたとき、三重県を訪れたときに立ち寄った銭湯でしてですね。ここが本当にレトロで私にはぴったりの雰囲気だったということ、あとはご主人さんに取材させていただくことが出来たということで記事にしましたよん♪
ではでは、そんな花岡温泉とはどんな銭湯なのか?
以下で紹介していきますね~~
今回紹介するのは、三重県松阪市にあるレトロな銭湯!
神奈川県の川崎市に住んでる私からすると、三重県はなかなか行ける場所ではないんですよね。今回は、2021年8月17日に出版した『世にも奇妙な博物館』の全国取材の際に訪れたという流れっす。
この本では、三重県は「鳥羽市立 海の博物館」を取り上げており、その取材前日の夜に立ち寄ったんすよね〜。
その花岡温泉の入り口がこちら♨︎
ゲートには♨︎マークも取り入れられていて、これだけでもなんか見ていて落ち着くというか、じっと見ていたい光景ですよ。
んで、ゲートをくぐって歩みを進めると、、、おう、、なかなかクレイジーな光景が広がってますな( ´ ▽ ` 😉
銭湯ということで、これらはお湯を沸かすための廃材だと思うのですが、とはいえここまでファンキーな光景を見せてくれる銭湯は初めてかもしれない( ̄▽ ̄)
「営業中」の看板が足元に立てかけてあるだけの、実に簡素な雰囲気。入り口も奥まった場所にあって、知られざる銭湯っぽい雰囲気を醸し出しております!
入って早速現れた下駄箱!
木札形式の鍵付きのものではなく、これはただ上げ下げするだけのタイプであまり見ないものですかね。あまり見ないとはいえ、たまには見ますけど。。
脱衣所に入ると、ご主人さんが男湯でテレビを見ていました。ご夫婦で切り盛りをしているようで、奥さんはバックヤードで薪を燃やし続けてるみたいです。
んで、私以外に他にお客さんがいないため、写真撮影は快くOKしていただけました!
そして、花岡温泉の珍しいところは、入浴料金にフェイスタオルが自動でついてくるのと、あとは風呂上がりのジュースまで付いてくるのです( ̄▽ ̄)
タオルは貸しタオルを用意してる銭湯はあれど、持ち帰り用のものを渡してくれるのはかなりレアじゃないっすかね。そして、風呂上りのファンタまでいただけるとは、なんて太っ腹!!
ロッカーは、何だか先ほどの下駄箱に似通ったデザインとなってますね。綺麗な4×4の正方形であり、壁に埋め込まれているのがちょっと面白い!!
早速風呂に入ろうと思うわけですが、足元にはタイルがありますね。そして、写真を見て気づきましたが、扉のガラスも昔ながらの懐かしいデザイン!!
そして浴場はこんな感じっす!
いや〜〜マジで素晴らしい雰囲気。床はタイルで、浴槽はいろいろ痛みが見えるものの、何とか持ち堪えらせてるって様が見えます。
洗い場はカランだけが用意されてるタイプと、奥に一つだけシャワー付きもありました。多少桶で髪や体を洗うのは慣れたっちゃ慣れましたが、やっぱりシャワーがあるとありがたいっすわ( ´ ▽ ` )
ちなみに、風呂桶でおなじみのケロリンはここには置いてなく、珍しい花王のオケが置いてありました!
花王の桶は初めて見たかも!!
ではでは、早速湯船に浸かろうと思ったのですが、、、
めっっっっっっっっっちゃ熱い( ´Д`)y━・~~
元々熱い湯は得意ではないものの、足入れただけでびりビリビリッと来るほど。熱すぎて痛かったっす。。
ご主人さんに伺うと、風呂の温度は45℃くらいとのことですが、あまりに激熱過ぎて肩まで浸かることはできませんでした。。( ;∀;)
ということで、奥にある小さな浴槽に浸かって、何とか体を温めることができました。常連さんはこの湯船にいつものように浸かっているとのことですが、私にはかなりハードルが高い湯でした( ̄▽ ̄;)
毎日通ってれば、慣れてくるものなんすかね〜
あとは、浴槽のタイルをパシャパシャ撮って、浴槽を後にすることにしました!
そして風呂上りには、少しご主人さんからお話を伺うことができました。花岡温泉の創業は、1962(昭和37)年頃とのこと。今から60年近くも前になるんですね。
創業当時、松阪市には30軒ほど銭湯があったようですが、今では残り4軒。。
そして、創業した理由が大変独特でですね、、何とご主人さんが結婚した時、お父さんがこの銭湯をプレゼントしてくれたそうです♨︎♨︎
結婚祝いに銭湯をプレゼントとは、何というレアなお話。
ご主人さんのお父さんも別の場所で銭湯をやっていたようで、この場所に新しく建ててくれたとのこと。すげぇな、、新しく銭湯を建ててあげるって、当時は結構儲かってたんですかね〜。
ということで、短い時間の滞在とはなりましたが、花岡温泉でリフレッシュすることができ、私は博物館の本に掲載する『鳥羽市立 海の博物館』の取材へと向かったのでした!!
おわりに
はい、以上になります!
30分ちょいほどの訪問でしたが、今でも「また入りに行きたいな〜」と思う銭湯です。熱々の湯船には入れませんでしたが、この雰囲気がいいんですよね。
私がよく行く横浜では毎年のように銭湯が廃業してますし、こうした銭湯は本当に開いてるうちに行っとかないとっすね。
では、また次の記事でお会いしましょ〜〜
参考文献
詳細・地図
住所 | 三重県松阪市大黒田町835-3 |
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営業時間 | 16:00~21:00 |
定休日 | 火・木・土曜 |
駐車場 | 無料(6台) |
電話番号 | 0598-23-9164 |
アクセス | JR松阪駅から車で10分ほど |
リンク | https://www.miesento.com/hanaokaonsen |