こんちわっす!
今回は面白くて珍しいゲストハウスがあったので、そちらを紹介したいと思います。私は普段は老舗旅館とか、いわゆるレトロな雰囲気の古い旅館に行くことが多いわけですが、ゲストハウスもそういう建物を再活用した場所が多くて利用する頻度が増えている今日この頃。
んで、今回紹介するのは、山梨県笛吹市春日居町にある「鉄道ゲストハウス 鐵ノ家」という宿。
名前の通り、ここは鉄道模型があるという大変珍しいゲストハウスなんですよね!
ということで、そこに宿泊してご主人さんにもちょっくらお話を聞かせていただいたので、そんなマニアックな鉄道の世界に浸れる鐵ノ家の紹介です〜!
見出し
畑に囲まれた鉄道ジオラマ
ということで、今回は山梨県にあるマニアックなゲストハウスを紹介するわけですが、ゲストハウスって本当にいろいろあるんですよね。
まだ行ってないですが、静岡県には「泊まれる純喫茶」がコンセプトの宿があったり、あと神奈川県の真鶴には「泊まれる出版社」もあるんですって。キニナル場所がたくさんあって、私の休日は本当にいい意味で忙しいですよ( ̄▽ ̄)
そして、今回紹介するのがこちらの「鉄道ゲストハウス 鐵ノ家」。名前の通り、館内は鉄道関連の品々であふれているってタイプのゲストハウスなんですが、しかし本当にゲストハウスっていろんなコンセプトがあって面白いっすね〜〜!
鉄道関連の品々であふれているとはいいつつも、パッと見はそのようには見えず普通の民家って感じですよね。でも、中に入ると広大な鉄道ジオラマの世界が待っているんですよ~~!
ちなみに周りは、畑!
畑!
畑!!!
ここは山梨県の中心部から少し外れた場所にあるということで、巨峰、スモモ、柿の畑に囲まれた場所にあるわけです。この閑静で畑が広がる風景に「鐵ノ家」という文字が見えるこの光景が、なんともオモシロイ!!
ここは駅ではないっすよww
でも、こういうのいいっすね!
ではでは、入ってみましょ〜〜!
大人も子供も大興奮の本格ジオラマ!
す、すげぇぇぇぇぇぇ!
館内に入ると、早速、この巨大ジオラマが目に飛び込んでくるわけですが、これは凄い!もはやゲストハウスというか、ここだけ見ると鉄道模型屋さんにしか見えないっすねww
でも、ここは宿なんすよ!!
いろいろ宿を紹介したいところではあるんですが、まずはこのジオラマを覗いてみることにしますか(*´▽`*)
駅にはホームがめっちゃたくさんあって、東京駅か新宿駅か、それ並ですよ!
ちょっと腰を落として駅のホームを覗いてみると、この角度からの光景がマジで良い!!
ホームにある椅子とか、階段、あとは人もたくさんいて、じっと見ているだけで面白い。ジオラマってこういうのたまらんな〜〜
ちなみにこの鉄道ジオラマは、基本的に各自が自身の鉄道模型(Nゲージ)を持ってきてここで走らせるとのこと。イメージ的にはミニ四駆のコースみたいな感じっすね。
なので、各自が所有している鉄道模型を持ってくるわけですが、ガチ勢の中にはスーツケースを複数個引きずって来る人もいるようですww
んで、私はNゲージを持ってないのでその旨を告げると、ご主人さんがサンプルとしてこちらの六両編成の模型を走らせてくれました!
「さて、これは何線の電車でしょうか??」
ってクイズを出そうかと思ったんですが、アップの写真を撮ってなくてこれじゃ全然わかんないので辞めます。。
答えは中央線です。
あっ、ちゃんといえば中央本線になるのかな?まぁどっちでもいいや( ;∀;)
とはいえ、動きがあるものを写真で見せるのはなかなか限界がありますな!
こういうのは動画で撮っておけばよかった。。まっ、焦ることはない。また泊まりに行けばいい話だ!
鉄道模型がある部屋は、ゲストハウスにする民家だった時代は大広間だったようで、昔は普段の生活以外にもここでお葬式だとか結婚式だとかに使われていたんですね。それが、今では鉄道模型が広がっているわけで、何がどう活用されるか、わからんもんですな〜〜ww
ちなみに、こちらの鉄道ジオラマで用いられている模型は「Nゲージ」っす。どうも鉄道模型には、Zゲージ、Nゲージ、Oゲージなどの様々な種類があり、大きさ、線路の幅によって種類が分かれているようです。
日本国内では、このNゲージが一番普及してるみたいっすね!
列車が踏切を通過する写真。なかなかリアル!!
たくさんの線路が並ぶ光景も見応えありますね。車両基地がある場所って、一本の線路が分かれまくってこんな感じになりますよね!
という感じでジオラマを見ていたわけですが、こちらは昼間の光景だけでなく明かりを落とすと夜の世界に様変わりするとのことで、、、
部屋を暗くしていただきました( ̄▽ ̄)
お〜、ジオラマに明かりが灯り、夜の街に大変身!
道路を走っている車、さらには街並みにあるビルに明かりが灯る光景は実にリアル。ぼーっと見ているだけでも楽しめますわ!
このジオラマの中でも、私が一番好きな光景は、この夜のホームですね。これだけの巨大な駅ではあるものの、人がまばらということもあって、終電間際の駅といった感じでしょうか?
ホームに明かりが灯り、昼に比べて、よりホーム上の光景が目立ってますね。
という感じで、こちらのゲストハウス一番の見所である鉄道ジオラマを簡単に紹介させていただいました!
もっと細かく見ると、色んな発見があると思うので、泊まりに来た際にはそれをお楽しみに!
ジオラマの周りもオモシロイ
ひたすらジオラマを紹介しましたが、その周辺にも(私的に)面白いものがあったので紹介しますね!
さりげなく置かれてますが、椅子が列車で使われているものなんですよね。駅のベンチもたま〜にこうした椅子が使われていることがありますよね。
こちらは”赤い弾丸”こと京浜急行線で使われていた列車の椅子とのこと!
こちらは、関東に住まれてる方でしたらお馴染みの路線図。
こういうのって、新しく駅ができたりとかで取り換える際に結構売られているらしいです。現代であればスマホでいくらでも乗り換え検索とか調べられるので、この路線図を凝視する必要はなくなりましたけどね。。
でも、単純に地図とか路線図とか好きな方だと見入っちゃいますよね〜〜
先ほどのはJR東日本の路線図ですが、こちらは京浜急行!
私は生まれが井土ヶ谷で、祖母の家が金沢文庫にあったということもあり小さい頃から京急ユーザーなんですよね。最近は乗ってませんが、久々に見ると懐かし〜
こうした駅の標識とかいいっすね〜。鎌倉駅とか横浜駅とか、私も馴染みある駅だったら欲しいかもしれない!
鉄道と温泉にどっぷり浸かろう
では、鉄道ジオラマの部屋を一通り紹介したので、ここからは他の部屋を紹介していきますね!
鉄道ジオラマがある大広間の向かいには、こうしたコミュニティスペースがあります。ここで鉄道に関するマニアックな話を語り合うのも良し、もくもくと自分の作業に没頭するのも良しって感じですかね。
ご飯は外へ食べに行くのも良いですが、ここはゲストハウスなのでキッチンには調理器具が充実し、食器類も豊富なのでここで自炊することも可能ですぞ!
ゴミはちゃんと分別しなきゃあかんよ!!
皆さん『ゆるキャン』って知ってます?
私はどこで聞いたかは忘れましたが、タイトルだけは覚えていてですね。可愛い女の子が一人キャンプするって話なんですが(たぶんww)、ここは山梨の身延が出て来るみたいですね。日蓮宗の総本山ですよ。
アニメの経済効果ってすごいもんな~と、ちょっと余談。。
この時計、00分になるとオモシロイことが起こりますww
という感じでいろいろ紹介しているわけですが、こちらのゲストハウスは「鉄道と温泉にどっぷり浸かろう」というのがコンセプト♨︎
奥の浴室では温泉に浸かれるので、ちょっと行ってみましょう!
湯船の写真を撮って、いい感じな温泉の風景を撮ろうと思ったのですが、風呂入ってたら写真撮るの忘れましたww
蛇口だけで失礼します・・( ;∀;)
この蛇口からは、源泉から引いた春日居温泉(アルカリ性単純温泉)が出るので、格安のゲストハウスで温泉にも浸かることが出来るわけです♨
脱サラしてゲストハウスを!
では、内部を一通り紹介したところで、ちょっとこの「鉄道ゲストハウス 鐵ノ家」が誕生した背景などをさくっと紹介したいと思います!
このゲストハウスが誕生したのは三年前である2018(平成30)年のとき。
ご主人さんは東京のメーカーで働く技術営業の会社員だったようです。でも、脱サラしてゲストハウスを始めることにしたんですって。とはいえ、バックパックでの鉄道旅行などは好きだったそうです。
元々は出身は大阪ということで、山梨のこの地には実は縁もゆかりもなかったそうですが、この物件が住宅情報に普通に出ていてこの地を選んだとのこと。
この建物は農家の方が住んでいましたが、奥に建て増しをして「いいだ」という民宿をしていたそうです。
どんな方が住んでたんですかね~~
ここは鉄道好き、いわゆる鉄ヲタの方もお客さんが多いわけですが、その他には近くの名スポットである「ほったらかし温泉」目当てのお客さん、あとは笛吹川フルーツ公園が夜景で知られていることから、その辺りの夜景・日の出を見に来ると言った方々のお客さんも来られるそうです。
夏が近づくと桃狩りの方、ツーリングの人、あとは石和温泉に来たけど懐石料理みたいなガッツリした夕食が特に不要で、気軽に泊まれる場所が良いという人。
また、石和温泉には週末に一人で泊まれない宿も多いので、そういう方々とかも来るようです。時代も変わって、宿といってもお客さんのニーズも様々になってきてますもんね。
私も、夕飯に食べたい店が別である場合は素泊まりの宿を探しますし、確かに旅館って二人からじゃないと泊まれない場所多いんですよね。なので、こうした宿はありがたい!
ちなみに、これらの模型はここのゲストハウスを始める時に作成したとのこと。そのため、他のゲストハウスに比べると初期投資は大きいでしょうね!
ゲストハウスって、ちょっと私も興味あるんですよね。とはいえ、いろんな場所に出かける必要がある私が宿を経営するなんてなったら大変ですねww
そもそも、私はマジでアホなので、経営とかしたら赤字垂れ流して即死しそうな気がする。。まぁやってみないとわかんないですけどね(笑)
あっ、ちなみにですが、廊下からは中央本線の線路が見えます。さすが鉄道ゲストハウス。ちゃんと本物も見える場所なんですね( ̄▽ ̄)
ちょうど写真撮ろうと思ったら、列車が目の前を通過!
あと、一応宿の紹介なので私が宿泊した部屋も載せておきますね!
そして最後はこれで締めくくるか(笑)
他のお客さんは関心持たないかもしれないですが、私はこのタイルに目がいってしまいます。やっぱりタイルは良いですな〜〜
という感じで、ひと通り「鉄道ゲストハウス 鐵ノ家」を紹介できたかと思います!
おわりに
気さくなご主人が営む、鉄道愛溢れるゲストハウスでした!
タイトルでも本文でも書いてるように、鉄道マニアじゃなくても本当に気さくに利用できるゲストハウスなので、ちょっと変わったコンセプトの宿に泊まってみたいとか、あとは単純に山梨来た時に気軽な宿に泊まりたいなどであれば、ぜひ利用してみてくださいね( ̄▽ ̄)
私も山梨県に行く機会は多いですし、さらには長野方面に行った際に途中で泊まる必要があれば使わせていただこうと思います!!
では、また次の記事まで少々待ちください〜〜
参考文献
詳細・地図
住所 | 山梨県笛吹市春日居町鎮目511 |
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駐車場 | 無料 |
電話番号 | 050-5212-6392 |
アクセス | JR石和温泉駅から徒歩20分ほど |
リンク | https://tetsunoya.com/ |