【ホタル最大の危機】横浜最大のホタル群生地である瀬上沢は、上郷開発による危機を迎えている!

今回は横浜市に関するホタル(蛍)のお話です。私はとっても自然が大好き人間でもありまして、知の冒険でも登山系の記事やクワガタ採集の記事を書いていたりもします。そんで、今回のテーマはホタルなわけですが、神奈川県の横浜市にある瀬上沢という場所には、横浜市最大級のホタルの群生地であるわけです!!
が、そんな場所が開発によって危機に瀕しているということで、その場所を取材してきたという記事になります。
本記事のポイント

・横浜の瀬上沢では5月中旬~6月上旬まで数百匹近くのホタルを鑑賞できる
・瀬上沢は、上郷開発によって生態系に影響が出る可能性がある
・今では市民団体が署名活動などを通して、開発の中止を願う活動を行っている

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瀬上沢ってどこやねん!!

横浜市は誰もが知っていても、瀬上沢っていうと横浜市民でもそうそう知っている場所ではないかもしれません。瀬上沢は、横浜市の南部に位置しており、駅でいうとJR港南台駅が最寄り駅になります。
▲瀬上沢周辺の航空地図
周辺を拡大するとこんな感じです。瀬上沢の周辺は、横浜市の中でも大きな範囲で自然が残されている場所でもある、とても貴重な場所なのです。大丸山は横浜市で一番標高が高い場所であり、円海山の近くにある護念寺はお灸で有名でなお寺あり、江戸時代には多くの方が訪れたとても歴史のあるお寺なのです。
その広大な森のエリアの西側に位置するのが瀬上沢です。この辺りは、かつては周辺全部森であったのですが、住宅開発などによってどんどん森が消えていき、今残っている森は開発によって生き残った森ともいえるのです。
瀬上沢の周辺には「瀬上市民の森」「氷取沢市民の森」「金沢自然公園」「金沢市民の森」というようにいくつかの森で成り立っており、そのエリアはハイキングコースが整備されています。このハイキングコースは、鎌倉方面に進むと最終的には鎌倉の有名なお寺である建長寺の境内にまでつながっていたりするのです。
その他には、瀬上沢の周辺は最近でいうと大泉洋と小松菜奈主演をつとめる『恋は雨上がりのように』の舞台にもなっているのです。実は私はこの森には大変な愛着があり、この森の近くに私の祖母の家があったので、小さい頃からこの辺の森は踏破しているんですね(*’▽’)
開発によって緑が減っている今ですが、いつまでもこの自然は残してほしいと思う今日この頃っすわ!!

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いざ、瀬上沢にて感動のホタル観賞へ!!

瀬上沢に関して軽く紹介したところで実際にホタルを見に行った様子を以下に載せていきたいと思います!今回我々が訪問したのは、2018年06月01日という梅雨入りしたての時期っす!

ホタルがいる場所には「カワニナ」がいる

▲クワガタ採集の記事でおなじみのO氏
今回のホタル観賞には、クワガタ採集の記事でもおなじみであるO氏が加わっています。一応彼のことを紹介しておくと、O氏は私の小・中学校の同級生であり、尋常じゃないくらい植物・生物に関する知識を持っている人物。
今現在は変な野菜を育てることにはまっているようで、自宅の裏の庭で聞いたこともない野菜を栽培しているとのこと!ちなみに、彼は白いヘビを飼っています(*’▽’)
▲小川にカワニナがいないかを確認するO氏
ホタルを鑑賞する前にO氏が川を観察し始めた!というのも、ホタルがいる場所にはその餌となるカワニナという生き物がいるという!カワニナは、清水が流れる小川などに生息している貝類だそうで、ゲンジボタルの幼虫の餌になるんだそうです。
その他にはタニシも食べるそうですけどね。そんなわけで、カワニナをライトを照らして探すとのこと!!
サッと確認したところ発見できなかったので少し移動してまた確認をしてみる。すると、簡単にカワニナを発見することが出来ましたぞ(*’▽’)
▲川底に潜んでいた「カワニナ」
ライトで照らした状態でパシャリと撮影。こちらの赤丸でくくった中にいるのがカワニナです。素人が見たら絶対わかりませんが、O氏はほんの数秒でカワニナを発見!!
カワニナの生態

大きさ:横12mm、縦30mmほど
生息場所:河川や農業用水路。ただし、農薬や構成洗剤などの毒性のある水が流れていない川であること。
その他:日本全域に生息していて、琵琶湖・淀川水系では独自の種分化を遂げたカワニナがいるという。
ほうほう。。探すと結構たくさんいるようですね。こんな感じで、ホタルが飛んでいる場所では必ずといっていいほどきれいな小川があり、そこにカワニナがいるんですって!!

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江戸時代の用水や貴重な化石類も!

ここ瀬上沢は、ホタルがいるだけでなく歴史的にとても貴重な遺構や自然も残っているのです。それが、江戸期に作られた用水や製鉄遺跡、さらにはとても価値の高い貝化石の露頭です。
▲江戸時代に作られた用水路
用水はこちらの横堰とトンネル。このイタチ川の水を水田に引くために作られた遺構なそうです。その他には、山の両脇に製鉄遺跡や古代横穴墓や昭和の銃眼遺構もあるという。
さらには、瀬上沢の化学合成貝化石露頭は、世界で最も学術的価値が高い露頭の一つであり、今見えている露頭は約160万年前に誕生した露頭だというんですね。

尋常じゃない量のホタルにただただ感動!!

そんなこんなで、O氏と散策を続けているうちにすっかり夜は更けていきました。ただ、今日は満月ということで太陽が沈んだといってもライトを照らさなくても歩くことができるくらいの明るさはあったんですな!!
▲ホタル観賞者のために設置された簡易トイレ
ホタルへ向かう道には、工事現場とかでよく見かける簡易トイレも設置されていました。これは、無論ホタル観賞をするために設置されたトイレっすよ!!
で、そろそろホタルが出て来るであろうエリアに入って行ったわけです。実は、私らはここに来るときに全く予習をすることなく来たので、どのくらいの数のホタルが現れるかというのはそんなに認識していなかったわけです。
上郷開発されるということで、その前にここでホタルを数匹見れればという軽い気持ちで来ていたわけです!が、それを予想をはるかに上回る感じで裏切ってくれました(*’▽’)
川を遡っていくと、早速光を放ちながら飛んでるホタルを数匹見つけることができました!5月下旬~6月上旬の期間であれば、数匹見るだけなら誰でも余裕で見つけることができるようです。
最初は2~3匹の光が見れて「お~ホタルや~」と少し上機嫌になってきた私たち。
が、さらに川を遡っていくと5~6匹位に増えたでしょうか。ホタルの数が増えていくことに我々のテンションはどんどん上がっていきますたわい!
調子に乗ってホタルをキャッチ!!
▲手の上で光を放つゲンジボタル
ホタルが光っている様子の撮影に成功!こいつら、すぐに飛んでいくし、止まっているときはあんまり光を発しないのかなかなか思うような写真が撮れなかったのですが、今日イチの写真がこちらでございます(*’▽’)
ちなみに、ホタルにはいくつかの種類がいるそうですが、特にメジャーなのが「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」なんだそうです。今日、瀬上沢で確認できたのはゲンジボタルのみで、ヘイケボタルはもう数日したら出現するとのこと!
葉っぱに止まっている様子も一応撮っときました!ただ、書くと幻滅するかもしれませんがホタルって飛んでいる様子は風情あって綺麗なんですが、実物をよく見るとただの昆虫です。虫嫌いの人だったら「げっ、ホタルってこんなんなのかよ!!」と思うかもwww
なので、あんまり現実を受け入れたくない方は飛んでいる様子を眺めるだけで十分だと思いますよ( ;∀;)
そして、もう少し進むと我々はすんごい光景を見ることが出来ました!!
いやね、もう本当にすんごい光景でした。「数匹が飛んでいる光景が見れれば」みたいに思っていたのですが、もうそんなレベルではないです。
一度に何匹飛んでいたかはわかりませんが、おそらく100匹近くが飛び回っていたと思いますよ!詳しい人によると、例年は今の時期だと500匹近いゲンジボタルがいるようで、まだ数日経つと増えるのだという。
で、動画も撮ったのですが残念ながら周辺が真っ暗だったためホタルの光をかろうじてとらえることが出来ただけの動画!ただ、音声で結構臨場感は味わえるのではと!!
カメラがスマホのということもあって、実際に見た光景とは比べ物にならないほど劣っていますが、その辺はお察しを。。しかし、ホタルって今までの人生でもそんなに見たことがなかっただけに、今日の光景は本当に印象深いものがありましたよ!
その続きっす!!
動画には私たち以外にも子供たちの声も含まれておりますが、これは近くの子供たちが親御さんに連れられてホタルの景色を楽しんでいる様子です。なんかその光景がすんごく良かったな~と(*’▽’)
私も小さい頃は親に連れられたり、友達と山へ虫採りに行ったりしましたが、ホタルの光を見て子供たちがはしゃぐ光景は本当に宝ですよ。そんな子供たちがはしゃいでいる様子は暗かったため写真におさめることはできませんでしたが、私の記憶にはしっかりと残っております。
さらにその続きっす!!
この動画を撮っている場所では、ガチのカメラを持った方々が三脚を立ててホタルが乱舞する様子を撮影しておりました!!川沿いにはおそらく100人以上の方々がホタルを見に来てたんじゃないですかね。地元の方は恐らく毎年ここに足を運んでいるんじゃないでしょうか。
ちなみに、ホタルには飛翔時間があるようで、常に乱舞し続けているわけではないようです。我々が乱舞する光景を見ることが出来た時間帯は19:00~20:00の時間帯。実は、この後2時間後位にもう一度ここを訪れたのですが、その時には乱舞という光景には出会うことができませんでした。。
また来年もこの光景は見れることを祈って、ホタルの群生地を後にすることに。
▲突然、シュレーゲルアオガエルを探し出したO氏
ただし、帰る際にO氏が畑の方に向かって出陣しだした・・。何をするのかと思ったら、「あっ、シュレーの鳴き声がする!どこかにいるわ!!」と言って、何かを探し始めました( ;∀;)
シュレーとは何かというと「シュレーゲルアオガエル」とのことで、鳴き声が独特ということですぐにそのカエルだとわかるのだという。シュレーゲルアオガエルは、他のカエルに比べて見つけるのが難しいということで探し出したらしいのですが、さらっと探しただけだったので発見までには至りませんでした。
しかし、O氏恐るべし。。
続きはこちら!ホタルに影響を与える上郷開発の現状とは!?
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