オオクワガタリベンジ!山梨県韮崎市でのクワガタ採集物語〜2017

↑更新・取材裏情報はTwitterにて(^ ^)
またまた夏がやってきてまいりました!毎年夏になるとこんな私にも毎年の恒例行事があるわけですが、そのうちの大事な、超大事な行事であるクワガタ採集に関する内容が今回の記事になります。
去年度は中学時代の友人たちと山梨県韮崎市に特攻して決死のクワガタ採集を行ったものの結局オオクワガタを見つけることはできず。。しかし、今年もその情熱は冷めることなく、同じメンバーで再度韮崎市に特攻することにしました!はたして、今回こそはオオクワガタを見つけることができたのか??
本記事のポイント

・韮崎市には有名な巨木「宮久保のクヌギ」がある
・韮崎市周辺にはメガソーラーが増えだしている
・満月の日はクワガタ採集には向いていない

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甲府駅で友人たちと合流!

▲待ち合わせの甲府駅
今回のスケジュールはだいたい前回と同様の流れになる予定です!まずは、甲府駅で友人二人と合流。合流後にとりあえず夜が明けるまでひたすら採集をするという計画!そして今回も前回同様にニ夜連続のクワガタ採集になります!皆仕事終わりということですが、果たしてどこまで体力がもつか。。
ということで、甲府駅から韮崎駅に向かって出発です!今回の車の運転はすべてT氏が担います。今回は、いつもの記事とは違い一緒にクワガタ採集をする友人二人が登場するわけです。去年書いた記事にも登場しましたが、改めて二人を簡単に紹介しましょう!
▲奥のハシゴを持っているのがT氏、手前がO氏
まずは、T氏。写真でいうと中央で梯子(はしご)を持っているのがT氏だ!
T氏は中学時代におそらく一番遊んだ友人。めちゃくちゃネイチャー知識が豊富であり、最近ではきのこの知識がついてきたとのこと 。クワガタ採集だけでなく、釣りや貝拾いなどネイチャー知識はかなりのものがあるのです。ちなみに、私とT氏は中学時代は卓球部でした(笑)
つづいてはO氏。白い服を着ている方がO氏です。
O氏は元々ペットショップの店長をしていた方。O氏とも中学時代は何度も遊んでおり、かなり独特のオーラを持った人間なのです。O氏もそうとうなネイチャー知識の持ち主であり、クワガタ採集をしている最中には動物や昆虫のうんちくなどを教えてくれる!!中学の時はクラスが一緒になったことはなかった気がする。。彼は、確か科学部だったかな。。

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いざ、クワガタ採集を開始!

まずは最初のポイントに到着。今回採集を行ったのは2017年の7月8日と9日。天候はまずまずではあるものの、満月というのがネックポイント満月の場合は夜空が明るくなるため、昆虫たちが月にめがけて飛んで行ってしまいます。まぁつまりは色々な場所に分散してしまうということで、探しにくくなるわけです。
まぁ計画している段階でそれはわかっていたのですが、日程的な問題で今回の日程を考えたわけで、とにかく採集開始!!T氏とO氏が着替えなどを行い準備万端(笑)
▲ほじくり棒でクワガタを探すT氏
いつものように、T氏は針金で作ったお手製のほじくり棒で木の穴の中を探索する。クワガタは臆病なので木にへばりついているよりかは、木の穴の中や隙間に隠れていることが多いのです。樹液が出ているクヌギの木などは、穴の中をほじくるとコクワガタやスジクワガタなどは隠れていることが多いですね!!
T氏は穴の中にいるクワガタをほじくりだすことに長けているのですよ!ほじくり方にも方法があるようで、私が頑張ってほじくっても出てこない時でも、T氏がやるとほんの数十秒で出てくるのです。
O氏は普通の人だったら見逃してしまう場所でもクワガタを見つける探索能力を持っています。木の上にいると、クワガタは小さいのでなかなか見つけることは難しいのですが、彼が探すと見つけにくい場所にいたとしても見つける能力を持っています。

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ようやく出会ったクワガタ!!

▲サイズは大きめだが、これはコクワガタ
やっと見つけたコクワガタ。木の上にいて結構デカメだったため、「もしやオオクワガタか?」と期待に胸を膨らませていたものの、まさかのコクワガタ・・。あ~あ、そう簡単には捕まらないか。。
とにかく、探しても探してもオオクワガタどころではなく、ミヤマクワガタ、ヒラタクワガタも全く姿を現さない。それどころか、ノコギリクワガタすら見かけられないじゃんか~( ;∀;)
時期が早すぎたのか、それともライバルたちにもう採られてしまったのか??
でも、それどころかカナブンとかも全然いないんですよね。それどころか蚊も少ないし、何か生き物の気配というものがあんまり感じられない気さえしました。。まぁカエルの声はどっからでも聞こえましたけどね。。

今回出会ったクワガタ以外の昆虫たち

クワガタには今回はそんなに多くをとらえることができなかったわけです。ということで、今回出会った昆虫たちを軽く紹介したいと思います。
まずはカブトムシ。韮崎市ではクワガタは見つけるのは難しいものの、カブトムシに関しては結構簡単に見つけることができます。私らはカブトムシに関してはもはやノーカウントというか、カブトムシがいるとクワガタが逃げてしまうため、見つけても全く嬉しくないのである。。
こちらは、ゴキブリ。今回の山梨遠征ではとにかくこのゴキブリが半端なくたくさんいたんですわ。このゴキブリは家などによく出るゴキブリとは異なり飛ぶことができないタイプ!!
こちらはアシナガバチの巣。巣自体は大きくはなく、握りこぶし程度でしょうかね。訪れた時期は7月上旬なので、まだ蜂は殺気立っていない時期。そして、O氏いわくこのくらいの大きさの巣であれば、外敵を襲うよりも巣を守ることに注力するため、襲ってくることはまずないとのこと!
私は小さい頃、T氏と蜂の巣をぶっ壊すことを日課にしていた時期があり、何度も刺されて痛い思いをしたなんてこともあるのです( ;∀;)
▲あまりみられない「アカマダラコガネ」
こちらの黄色いカナブンみたいな昆虫は、アカマダラコガネという昆虫。非常にレアな昆虫のようで各府県で絶滅危惧種として登録されているとのこと。フクロウとかトンビとかの巣の中で幼虫が育つことからも、自然が豊かじゃないと繁殖ができない昆虫なのです。首都圏などでは見ることがなかなかできない昆虫っぽいですよ!

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韮崎にあるクヌギの名木

▲山梨の名木に含まれる「宮久保のクヌギ」
韮崎市を探索していて見つけたとある巨樹。この木は「宮久保のクヌギ」という山梨の巨樹・名木100選にも選ばれている超巨大なクヌギの木なのです。道路の分岐点に位置しており、見た感じ他のクヌギとは別格な大きさと威圧感を誇っています。樹高は21mで、幹の太さは4.2mにもなります。
こんな感じで名木だと示す柱も建っております。この木にも樹液は出ていたものの、コクワガタがいた程度でミヤマクワガタやヒラタクワガタは残念ながらいませんでした。。この木に一番いたのは、やはりゴキブリ(*´Д`)

野草を調べだしたO氏!

▲野草を探し出したO氏
クワガタ採集の途中、O氏がかがんで何かを捜索しだした。地面にいるクワガタを探しているのかと思いきや、野草を見ているとのこと。O氏はクワガタだけでなくあらゆるネイチャー知識を知り尽くしているわけで、野草に関しても知識が豊富。
O氏がみつけたこの植物は「ニガイチゴ」という植物なんだそうです。クマイチゴとニガイチゴのどっちかということに考え込んでいたO氏であるが、私にはさっぱりわからん。
O氏に「食ってみなよ!」といわれて、数十年ぶりに野に咲く植物を食してみることに。味はですね、苦かったです。見た目自体はちょい甘い感じでしたが、中の種が苦かったですね。これで腹を壊したらどうしようと思っていましたが、案外平気ですた(*’▽’)

所々に出現するメガソーラー

▲韮崎市周辺の増殖するメガソーラー
しかし、山梨県の北杜市付近はとある問題が浮き彫りになっているようなのです。それが、メガソーラー!!昨年度訪れて韮山市付近を散策していているため、今年と去年度で韮山市付近の景観が異なるポイントが幾つかあり、そこか気づいたこの問題。
山梨を訪れていたのは、夜中ということで写真がうまく撮れなかったため空中写真のみ貼り付けていますが、うろうろしていると本当に多くの場所でメガソーラーや伐採されて開けた土地がたくさん見られました。。上の写真にもメガソーラーや伐採されて開けた土地がありますが、これは全てメガソーラーのためのものなのか??

田んぼで生き物観察も行う!!

今回の主なお目当てはクワガタな訳ですが、それ以外にも多くの生き物を見つけることも目的の一つ。T氏とO氏はめちゃくちゃネイチャー知識が豊富なので、生き物を見つけるとその生物に関して色々な解説をしてくれるわけです。ということで、今回見つけた生き物を幾つか紹介していきます!
こちらは、ニホンアマガエルという非常に小さいカエル。上の写真のように下顎部分を膨らませて鳴いております。今は田んぼにいるということで緑色をしていますが、環境によって体の色を変化させることができるようです。
こちらも、一つ上と同様のニホンアマガエル。先ほどのカエルに比べて色が茶色っぽいですよね。ぱっと見では色が異なるため違うカエルかと思ったのですが、同じなんですって!
▲タラコみたいな見た目の「コオイムシ」
まだまだ田んぼにはたくさんの生き物がおります。上の写真の中心部に写っているのはコオイムシという虫。なんかタラコみたいのが浮いていているだけかと思いきや、こちらはご立派な虫なんだそうです(^ ^)田んぼや川など流れの緩やかな場所に生息するとのこと。色々な虫がいるんだな〜!!
こちらはガムシ。ゲンゴロウと似ているということで間違われがちなようですが、ゲンゴロウとは異なるとのこと。そんなにレア度が高い昆虫には見えませんが、数は結構少なくレアなようです!

最後の力を振り絞り、探索は続く

捜索を続けるも、未だコクワガタ数匹しか見つけられていないという残酷な結果となっている今回のクワガタ散策。やべぇ、何でこんなにいないのか?
もうちょっとしたら夜も明けそうだし、徐々に焦りが見え始めた我々。
▲ようやく見つけたノコギリクワガタ
木を蹴っ飛ばしていたら、クワガタが落ちてきましたがこれはノコギリクワガタの雄!さすがにコクワガタだけはきついと思っていてようやくノコギリが出てきましたが、やっとかという感じ。。
コクワガタは普通に出てくるんですけどね。。夜も明けはじめ、体力的にもクワガタが採れないという精神的にもちょっとキツくなってきて、1日目の採集は終わりを告げようとしていました。

夜が明け始め、採集は一旦終了

朝までぶっ通しで採集を行った結果は、コクワガタ数匹とノコギリクワガタ1匹だけ。去年度よりあえて時期を早くして挑んだものの、カナブンの姿も見かけることなく、何か生物の気配がほとんど感じられないような気がした今回の採集。
スーパー銭湯で体を休めた後、本日の採集に関しての計画を変更するかどうするかを話し合うことに。山梨はこのまま同じポイントを巡っても、すんげぇポイントとかを見つけない限りは、今日また韮崎市で採集しても結果は見えているのではないかということ。昨晩の採集結果にメンタルがやられている我々は、結局その意見に皆が同意することになり、山梨県を後にすることに。
そして、じゃあ本日これからどこに向かうのかというと静岡県の伊豆!ここは、T氏が静岡県三島市に住んでいるということもあり、まさにT氏のホームとなっている場所。ポイントに関しては、T氏が知り尽くしているわけであります!
ということで、今年の山梨県韮崎市でのクワガタ採集は1日で終了。。我々が今まで探していたポイントがたまたまダメだったのか、本当に山梨に何か異変が起きているのか、ただ単に他の同業者に採られただけだったのかは不明であるものの、とりあえず2017年7月2週目に実際に採集した結果はこんな感じでした。。
ということで、この記事は次編の静岡県伊豆市編へと続くのであります。

おわりに

毎年山梨のクワガタ採集を続けていましたが、今後はまた来年も山梨に来るかはちょっと要検討ですかね。。クワガタ三大産地として知られる、その他の佐賀県筑後川辺りや大阪の能勢辺りはどうなんでしょうね?
今回はやけに昆虫などが少ない印象でしたが、満月だったり同業者が多かった影響なのか原因は不明ですな~。。まぁ実際に本当にクワガタや昆虫が減ったかどうかは来てみないとわかんないので、気になる方はぜひ山梨県に来てみてくださいな!
追記!!
そして以下は2日目に敢行した伊豆でのクワガタ採集になります!続編となりますのでこちらもご覧くださいな!

参考文献

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詳細・地図

住所 山梨県韮崎市
リンク http://www.city.nirasaki.lg.jp/
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