霊峰富士山麓に位置する日蓮正宗総本山「大石寺」にある商店街の意外な現状!

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商店会付近のお店を突撃取材!

そんな感じで商店会のお店を見て回りましたが、やはりどこかのお店でインタビューをしたいわけです。今日は結構人が多くて話を聞けそうなお店がなかなか見つからないなか、中心部から外れにあるお店を発見。

店内にもお客さんはおらず、お母さんが暇そうにテレビを見ていたので早速取材すべく話しかけてみることに!

話しかけてみると、「あ~どうぞどうぞじゃあここに座って!」 といって早速お茶を出してくれました(*’▽’)

ということで、聞いてみたいことを色々聞いてみることに!

阪神淡路大震災がきっかけで移転

話をしてくれたお母さん

早速聞いたのは、創価学会の破門後にこの商店街がどうなたのかについて。

お母さんが言うには、寂れたというわけでもないという。この商店会は厳密にいつからあったかは不明であるが、歴史は古いよう。破門前は創価学会員の方でも法華講商店会でお店を出すことができていたそうですが、破門以降は学会員の商店会での出店も禁止になったとのこと。

そんなわけで、現在の商店会は皆が法華講の方。逆に言うと、法華講の人じゃないとここでお店をできないのだという。確かに、私が取材したお店もこのようにプレートが掲げられていました!

阪神淡路大震災により移転

ちなみに、この商店街はもともとこの場所にあったわけではないのだという。もともとは上の地図の場所にあったそうですが、1995年に発生した阪神淡路大震災により、耐震性などの影響で本山を整理した関係で商店街が少し西側に移転したのだという。

この辺の移転費用などは本山が負担をしてくれたようですが、阪神淡路大震災はこんなところにも影響を及ぼしていたんですね。なるほど、だから商店会の建物が結構新し目だったのか!

日蓮正宗についてあれこれ聞いた!

またお茶入れてくれた!

創価学会を破門したのは今から30年ほど前の事。まだ二代の戸田城聖の頃はよかったものの、池田大作になってから自分たちの都合の良いように解釈を変えてしまったのだという。

そのため、当時の大石寺の住職は創価学会を破門。そしてその辺の考え方としては、同じ日蓮大聖人を崇拝している日蓮宗も同様だとか。

日蓮宗総本山の身延山久遠寺

大石寺からさほど遠くない山梨県の身延山久遠寺(くおんじ)を総本山とする日蓮宗。日蓮正宗と聞くと日蓮宗と関わりがあるんじゃないかと思われるが、日蓮宗も正しい信仰をしていないとお母さんは言っていました。というのも、久遠寺というのは日蓮大聖人が九年ほど修行していただけで、それ以外の意味はない。

日蓮大聖人は、「身延山で弟子の教育をしたものの、間違ったことをしたら身延には住まず、(今の大石寺がある)富士山の方に移る」と遺言をされていたとか。そこで、日蓮大聖人の弟子であった日興上人が御本尊だとか全てを身延山から大石寺に持ってきたという。

お母さん:「だからね、身延山には何もないのよ。日蓮正宗は昔からの教えを守り抜いてるから厳しいの。日蓮宗の住職さんだって、ここで修行したいといっても修業はできないよ。」

千葉県鴨川市にある誕生寺

その他に日蓮大聖人とゆかりがある場所と言えば、千葉県鴨川市にある誕生寺が挙げられますかね。日蓮大聖人が生誕したということで建立された誕生寺ということで、このお寺についても聞いてみたものの、日蓮正宗と誕生寺に関しても関係はないという。

その他には、お母さんの人生に関してや日蓮正宗で修行することに関して、さらには日蓮正宗の教えに関してや、日蓮正宗には年会費というものがなく全て信徒の方々が寄付したいだけ寄付したお金で成り立っているなどなど、いろいろな事を話してくれるお母さん。

私が質問を振らなくとも色々と日蓮正宗の話題をぶちまけてくれるマシンガントークで私が質問する隙すら与えない話しっぷり(笑)

横文字も結構見かけられた

外国の方も多い。アメリカやシンガポールも多く、台湾の方も多く、すでに10近いお寺が向こうの国にはあるそうです。

そういえば、以前修行僧の高校生を取材したときも「外国の方を説法するためにも、外国人の修行僧も積極的に増やしている」みたいなことを言ってたな~。

周辺には民宿も多い

あ、あと大石寺の周辺には民宿もいくらかみられます。これらの旅館も法華講の方が営んでいる旅館で、行事によって大石寺に来た時に、家族連れだったりとか体が悪い高齢の方を連れていたりとかするケースの場合は、他の方のように本山にある坊には泊まらずに民宿を利用するそうです。

なるほどね。でも、ただの旅行客とかは利用することできるんですかね~??

日蓮正宗は行学といって死ぬまで勉学に励むのだという。なので、お母さんも日蓮大聖人の教えについて日々 学んでいるのだとか。

話している途中で、お母さんが資料を持ち出した。そして、「日蓮正宗に関して学んだらどう?」と言って、いくらかの資料をいただけました!

お母さんからいただいた資料

こちらがお母さんがくれた資料。大石寺が建立した背景や、日蓮大聖人における簡単な教えが書かれていました。まだ読んでないけど、落ち着いたらこの辺も読んでみようかな。。

常に信仰の話題が絶えない

お客さんも日蓮正宗の方・・

お母さんと話していた最中、お客さんがやってきました。何やらお茶を買いに来たようで、お母さんが接客に当たる。

お母さん:「あ~いらっしゃい。私今日はね、理境坊の××に出たもんでね。」

客:「あの人は今日はきたんですか?」

お母さん:「いや、今日はあの人は来れないのよ。」

そんな感じで、日蓮正宗の話題で話し出した二人。

写真に写っている方以外にももう一人お客さんが来ましたが、話す内容はほぼ日蓮正宗がらみの話。今回の取材だけでなく、日蓮正宗の方を以前取材させていただいた時なども併(あわ)せて考えると、彼らはすごく真面目に信仰していて、日常会話のほとんどがこの話に関すること。。

普段は宗教の話ってさほど話題にも出ない(というかそんな出さないか・・)ものの、日蓮正宗の方々と会うと宗教の話どっぷりって感じなので、なんだか住む世界が違うな〜と感じたのが率直な感想。

日蓮正宗の方はすごく積極的に話してはくれるものの、ちょっとなんていうか・・勧誘力が強いっていう感じは受けました。。

おわりに

日蓮正宗に関してはそこまで深く知らない私ですが、色々調べるとすごく奥が深そうですね。とはいっても、私はあくまで宗教の背景や現状などに興味があるんであって、特に何かを信仰しようとは考えていませんけどね。。

今回話を聞かせてくれたお母さんが「もしよかったらお坊さんの話を聞いてみたらいかがですか?」と何度か話してはくれましたが、ん~それはまだいいかな( ;∀;)

大石寺はアクセス的になかなか行きづらいので、また近くを通ったら他のお店でも取材してみようかしら!

参考文献

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詳細・地図

住所 静岡県富士宮市上条2057
駐車場 無料
電話番号 0544-58-0810
アクセス JR富士宮駅から車で15分ほど
リンク http://www.nichirenshoshu.or.jp/page/jpn/index_j.html

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コメント

  1. 匿名希望 より:

    兎に角宗教は難しい、しかし、創価学会が繁栄したのも日蓮正宗がしっかりとした教義を持っていたからだと思います。あらゆる生物は煩悩だらけ(私含めて)少しでも気を緩めたら悪しき習慣が簡単に身についてしまいます。本来宗教と云う場所は煩悩を鎮める聖域でないといけないと思います。生きると云うことは厳しくおちゃらけではないと教えて頂いている。と感じました

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