こんちわ(*’▽’)
今回の記事は静岡県熱海市にある「舩井幸雄記念館」という記念館に関する記事になります。熱海というと日本を代表する温泉地として有名でありますが、ここには結構たくさんの博物館や記念館がありましてね!
んで、舩井幸雄記念館というスポットがあったのでどんな場所なのか訪問してたんですな!
この舩井幸雄(ふない・ゆきお)という方、自分は全然知らなかったのですが実は超有名な経営コンサルタントだった方なんですね。そんな偉大なる実業家である方の人生を学んできたので、以下で紹介していきますね~!!
熱海の閑静な住宅街にある博物館
日本を代表する温泉街として有名な熱海。東海道線や東海道新幹線が開通したことで多くの観光客が訪れ、高度経済成長期からバブル期の頃は企業の団体旅行などでめっちゃくちゃ多くの人々が訪れたこの街。
しかし、バブル崩壊以降は一気に衰退するも、多くの民間の方々の努力によって町が再生したことでも知られていますね。
↓それによって熱海再生の物語を書いた本まで出てるほどっすから!!
熱海について語りたいことはたくさんありますがその辺のことはこのくらいにして、舩井幸雄記念館はそんな観光地から少し上った場所にあります。
来宮駅から車で5分ちょい坂を上った場所にあるのが、この記念館。この辺は観光地という雰囲気ではなく住宅がちらほら建ち並ぶ場所にあり、自然も多くちょっとした避暑地といっても過言ではないんじゃないかと(*’▽’)
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記念館ではあるものの、ここは普通に家ですのでチャイムを鳴らす方式。今までは愛知県にある横井正一記念館とかもピンポン鳴らす形式で、最初は入るのにちょっと勇気がいりましたが、もう今となっては手慣れたもんすわ(*’▽’)
「ピンポ~~ン」
お母さん「はい!」
私「あっ、博物館で訪問しました。」
お母さん「はい、今開けますね~」
入り口の階段を上っていくとこんな建物が出現。ここが記念館の建物のようですね!
入口へ向かうと娘さんと奥さんが出迎えてくれました。早速記念館の中を案内しようかと思いますが、まずは舩井幸雄という方がどのような人物なのかについて触れておきましょ~!
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舩井幸雄とはどのような人物なのか?
船井幸雄は、1933年1月10日に生まれ2014年1月19日に亡くなった日本を代表する経営コンサルタントだった方。そしてそれだけではなくスピリチュアル系の本も多数出版しており、スピリチュアル界のドンとまで言われた人物だったそうです。
コンサルタントをする傍らには超大量の本を出版をしており、その冊数は400にも及ぶという。さらには講演会やメディア出演なども行っていたんですって。そんな有名人だったとは(*´▽`*)
皆さん、そもそも舩井さんってご存知でしたか??
恥ずかしながら私はここに来るまで全く知りませんでした( ;∀;)
確かにAmazonでちょろっと検索してみたらたくさんの本が検索に引っかかりましたわ。これだけ本を出しているんだから、私も後で一冊くらいは何か読んでみようかしら。
舩井さんに関してウルトラ簡単に説明しましたが、その他にも詳しくは以下に書いております。では、早速記念館の中の案内と行きましょ~!
入館料を払うなど受付を済ませて、まずは二階へと上がることに。そして、館内は舩井さんの奥さんが案内してくれました。
奥さん:「階段には主人のプライベートの写真を展示してます。普段は講演会のお客さんなどは壇上からしか主人を見ないので、『プライベートではこんな姿なんですね~』と言われる方が多いんです。」
舩井さんを知る世代は、今でいうと60~70代の方々でしょうか。そのため、記念館に訪れる方はその世代が多く、その他には「親の本棚にあった舩井さんの本を読んで気になったから訪問した」という30~40代の若い方も多いそうです!
なるほどね~~!
400冊もの本を出版!
二階に上がると、かなりの数の本が本棚に収められていました。上の写真に写っているのは、舩井さんが読みまくったという数々の書籍。
一方こちらの本棚に並べられている書籍は、舩井さんが書き上げたもの。これらの本を全て万年筆で書き上げたんですって!
晩年は休みの日となるとこれといった趣味はなく、書籍を書いたり読んだりしていた舩井さん。書いても書いても次々と出版社の方々から「本を書いてください~」と執筆依頼が飛び込んできたとのこと。
しかも、あるときは出版社がホテルをとってくれて、部屋で缶詰状態になりながら本を書いていたこともあったそうな。 。すごいっすな。。私もそんくらいのスーパー作家になりたいものですわ( ;∀;)
ちなみに、記念館に並べられているこれらの本は一部の本は手によって読むことも可能。そのため、記念館に訪問してくるお客さんの中には、開館から閉館までずっとここで本を読み続ける人もいるという!!
もはや図書館やね(笑)
本棚を覗いてどんな本が並べられているかを見てみることに!
ここに説明書きがありますが、どうやら舩井さんは上の写真に写っている『変身商法』という書籍の出版によって知名度が上がり注目されるようになったんですって!
そんなわけで、この本読んでみたいと思ったのですがAmazonで探しても残念ながら見つからず。。どっかの古本屋さんにで見つけるしかないんすかね~~。。
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しかし凄い数の書籍だ!
舩井さんは、休みの日であっても本を読んだり書いていた超仕事大好き人間だったとは上で書きましたが、テレビも朝と晩のニュースしか見ず、ゴルフなどマージャンなどの娯楽をすることも一切ない。奥さんが舩井さんに「一番欲しいものは何?」と聞くと、”時間”と答えていたという。
それでもお酒は好きで、よく奥さんと馬鹿話をしながらリビングで休憩していたという。
そんな舩井さん。基本的に書いている本はビジネス書ということで大人向けの本がほとんどなわけですが、上の写真に写っているような子供向けの本も書いていたんですね!
奥さん的にはこの本がお気に入りのようで、舩井さんは大人向けはもちろんのこと、中学生のような子供たちにもわかりやすく文章を書ける人。この本の影響は大きく、記念館に訪れた方の中でもこの本を子供に読ませて大変良かったとおっしゃる方もいたとのこと。
スピリチュアルの研究にはまっていく
そんなビジネス書的な本を書きまくっていた舩井さんですが、彼の関心はスピリチュアルなどのオカルト系にも向けられることに。だんだんタイトルに「生き方」「直感力」という文字が入ってきており、極めつけは「エヴァ」ですかね!
しまいには部屋にこんなものまで置くようになったそうな。奥さん曰く、舩井さんは「部屋に置いたらいい波動が出るんだ!」と言っていたようですが、なんか怪しい宗教施設とかにありそうな謎のピラミッドですな(笑)
リビングには舩井さんが考案した”エヴァマーク”という謎のマークも掲げられていました!
奥さんも「主人の頭の中を見てみたかったです(笑)」と言っていましたが、でも舩井さんはあくまで経営コンサルタントとしてスピリチュアルの研究が必要であり、そこから関心を持ったわけであって、変な宗教にはまっていたわけではないのでそこは勘違いをしないように(笑)
ところで、何で舩井さんはスピリチュアルの世界を研究し関心を持ったのかというと、それは経営コンサルタントをするにあたってこのテーマは避けられないそうなんです。
というのも、経営コンサルタントというのは経営者の相談にのるのが仕事ですよね。んで、経営者って孤独ですし意思を決定する立場の人間なので、やはりどう選択するかを決めるにあたり自分の選択を後押ししてくれる何かに頼ることもあるそうなんです。なので、そういう研究をしないと話がかみ合わなかったりするそうですよ!
直感力研究会という会を名だたる会社の多くの社長さんを集めて主催していたこともあったという。でも、自身が宗教にはまるということはなく、あくまでそういったオカルト・スピリチュアルの研究として調べていたんですって!
川の音が聞こえる仕事場
書籍があるスペースを抜けて二階の一番奥へ進むと、舩井さんが本の執筆などの仕事をしていたデスクなどがある部屋へとたどり着きました。
正面には緑が広がり、外では川が流れる音や野鳥の鳴き声が聞こえる本当に仕事場としては落ち着けて集中できる空間のように思いました。ここで舩井さんは仕事をしていたわけですが、仕事場にも色々展示物があるので見てみることにしましょ~!
まだパソコンがなかった時代なので、一日の行動記録を記録するための行動表を作成していたそうです。
これは舩井さんがお気に入りのドラえもんのネクタイ。なかなかお茶目なおじいちゃんだったのかしら??(*’▽’)
かつては経営をしながら年に200~300回近く講演も行っていたそうです。今でいう講演YouTuberの鴨頭義人(かもがしら・よしと)的な存在ですかね!20年か30年前に経営は下に譲って、それ以降は自身の好きなスピリチュアルの研究に没頭していたそうです。
ちなみに舩井さんの生まれは大阪で、宝塚で暮らしたり東京の高輪にあるマンションでずっと暮らしていたそうですが、70歳になってスピリチュアル関連の研究会なども辞めて、熱海で暮らすことになったそうですって!