江戸城の石垣にも使われてた伊豆石の石切場「室岩洞」とは!?

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こんちわっす!

今回は、静岡県松崎町にある「室岩洞(むろいわどう)」という洞窟に関する記事になります。

知の冒険では、洞窟に関する場所もちょくちょく紹介しているんですよ。千葉県館山市にある戦闘機などを格納するために掘られたと思われている「赤山地下壕跡」、あとは空襲から非難するために掘られた長崎県の無窮洞、さらには自然洞窟のとかね!!

んで、今回の室岩洞は伊豆石という石を切り出しまくっていた石切場だった場所で、それが当時のまま残されていて一般公開されてるって場所なんすわ!

無人で誰もいない場所で、ちょっと一人で見学してきたので、サクッと以下で紹介しますね~(*´▽`*)

本記事のポイント

・江戸時代から昭和まで稼働していた石切場だった洞窟
・洞窟内は無人であり、昼間だけ明かりが自動点灯している
・切り取った石は崖の上から滑り落して、船で運んでいた。

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山中にひっそり残る石切場

ということで、今回は室岩洞という洞窟を紹介するんですが、かな~りマイナーな場所っすね。静岡県松崎町にあるんですけど、まずは場所からいきますか。

室岩洞があるのはココ!

松崎町はアクセス的にあんま良くない場所で、車じゃないとちょっと来れない場所ですね。伊豆半島って東側は鉄道も通ってるしまだ車でも行きやすい方ではありますが、西伊豆って車でも来にくいんすよね~~。

まっ、でも、なまこ壁通りや旧岩科学校や、あとは旧依田邸など見所はたくさんあるんですけどね(*´▽`*)

ちなみに、室岩洞を訪問する前に私は松崎町にある山光荘に宿泊していてですね、、ここはつげ義春ゆかりの宿としても知られている懐かしい雰囲気の旅館。

ここの宿泊した後、朝早く室岩洞へと向かったという感じっす!!

んで、山光荘が位置する松崎町の中心部から南の海岸沿いの道を進んでいくと、室岩洞にたどり着けます。

ここから下っていきます

あ~ありましたありました!

とはいえ、目印は結構質素。。上の写真の看板があるくらいなので、あらかじめここを目指している人じゃないと気づきにくいっすね。

ってかこんな場所に観光スポットがあるとは思えないという。。

ここに車を停めれます

森に囲まれてる場所ではありますが、駐車場というか車を停める場所はこうして設けられてるので大丈夫っす!

ここがいっぱいになるほど車が押し寄せることも、まずないっしょww

階段を下りていく
ココが入り口

草が生い茂っていて狭い道ではありますが、進んでいくとすぐにこんな場所が現れます!

おお~まさに人工的に削った感満載ですね!

自動で明かりが点灯するシステム

そんでもって、ここの洞窟は無人です!!

洞窟内は何もないと暗いので明かりが点いてるものの、8:30~17:00まで自動で点灯しているようで、17:00以降は真っ暗になってしまうというわけ。なので、消灯ギリギリに入ると帰りが真っ暗になってしまうため、「16:30以降は入んないでね!」ってことっすね。

ではでは、中に入ってみましょう!

お~中はこんな雰囲気ですが、ゲームのダンジョンRPGの世界って感じですね。

中は複雑怪奇に貫かれている

中はどうなってるかと思ったら、こうみたいです!

なんか計算して掘ったのか、やみくもに掘りまくったのかようわからんですが結構グチャグチャしてますね。

オレンジ色の線で経路を引いてくれて入るんですが、ちょっとわかりづらい気がします。。まっ、気の向くままに進んでいきますか(*´▽`*)

ここだけ切り取られてるの何かキニナル

ちなみにここ、ものすごい数の蝙蝠(こうもり)がいますww

なんか奥の方で鳴き声みたいな声が聞こえるし、歩いてるとバッサバッサと蝙蝠が飛んでくるんですよね。とはいえ、激突してくることはないので何も気にせず歩いてればいいんですが、直前で急旋回したりするのでたまにビビりますww

飛んでる蝙蝠も撮影できたら絵になるな~とは思ってましたが、むずすぎて辞めました。。

火山弾が突っ込んできた跡らしい

進んでいると、天井にボコッと飛び出てる場所があったんですが、上の写真のやつ、わかりますでしょうか??

これは火口から飛び出した火山弾(火山の噴火で溶岩の一部が放出される際に、飛散しながら冷却・形成される岩片のこと)。

室岩洞内部の広さは約2,000㎡で、手掘りのノミの跡、地下水の溜まった石室跡(岩のすき間を利用した天然のほら穴)などが、ほとんど当時のまま残っています。

切り出された石材は、伊豆石と呼ばれ耐火性に優れ、土倉や倉庫、建物の基礎石、かまど、長州風呂(五右衛門風呂)用として広く使われていました。

いろんな場所に使われているわけですが、一番有名なのは「江戸城の石垣に使われた」という点ですかね。

ここは江戸時代から昭和29年まで稼働していた採石場で、当時の様子を残したまま見学することが出来る数少ない場所。

採掘できる伊豆石について一言でまとめると、「海底に降り積もった火山灰や軽石が長い年月をかけて石へと姿を変えたもの」ってところでしょうか。伊豆全体が隆起したことによって、本来は地下に埋もれていたはずの美しい内部構造を直接見られるようになったというわけです。

伊豆石の種類
伊豆軟石
海底に降り積もった火山灰や軽石からなるやわらかくて加工しやすい石
伊豆堅石
溶岩などからなる

伊豆石には軟石と堅石の二種類があるようで、江戸城に使われているのは堅石っす。

人力で掘り進める途方もない作業

写真ブレちゃった・・( ;∀;)

江戸時代から掘り進めていたということで、当時は機械ではなくて人力によって採掘し続けていました。

洞窟の中には三体くらいだったでしょうか、人形がいましてですね、「こんな感じで採掘していたんだぜ!」って感じで、昔の採掘の様子を表してくれています。

持ってるのは何でしょうね?ハンマーかな??

この辺の解説が無かったので、雰囲気だけでも分かればいいっすかね(;・∀・)

見てるだけで大変さが伝わる

こちらはノミを叩いて掘ってますね。

しかし一つの石を採掘するのにどれだけの時間がかかってたんでしょうかね?どんな労働状況だったのかな~とか、亡くなった方がどのくらいいたのかな~とか、そういう所が気になってしまう。。図書館とか行けば、そうした資料とか残ってるんかな?

一日中この中でカンカンしまくるって、体力的にもしんどいですし、こんな暗い場所にずっといたらなんか発狂しそうwwとはいえ、今のリモートワークも家に閉じこもったままで発狂寸前状態で仕事してますよ、私。。

そうして採掘された石は大きさとしては二種類あったようです。石材にも規格があって、江戸末期と昭和で異なっていたとのこと。

写真じゃちょっと見にくいので、展示してあった絵を見ると違いが分かると思います。といっても、ぼやけてますけど。。(;・∀・)

昭和の頃の方が、すこ~しだけ長いんですね!

ピントが合いづらいっすわ・・

あと、洞窟内にはこうした池もあります!

ってかですね、ブログの記事にすべくシャッターを切りまくっているわけですが、洞窟内は明かりが少ないせいかシャッターを切ってもピントが合いづらいため、やたらとぼやけるんすよね・・。

ホント、今まで2,000か所近くを訪問して写真も撮りまくっている私ですが、いかんせんカメラの使い方がヘタクソというね。。

そんで、洞窟内にはこうした水たまりが三か所ほど存在するんですが、こちらは地下水の溜まった石室跡(岩のすき間を利用した天然のほら穴)。

底が微妙に青々としていて、ちょっと神秘的にも感じます!

何か生き物がいてもおかしくないですが、こんな場所にはいないか。。

反対側にも出口があった

という感じで洞窟内を進んでいると、入り口の反対側にも出口がありました。ちょっと進んでみましょう!

海に下ろして船で運んだ

崖に続く道を進む

反対側の出口を出ると、こうして道が続いているわけです。この先は何があるのかというと、崖へと通じていて、そこから海に石材を滑り下ろし、船で運んでいたというわけっす。

まだ江戸時代は鉄道だってないわけで、もちろん自動車もなく主要な移動手段が舟運だったため、これが最適な手段だったわけですね!

ちょっと進んでみましょう!!

なんだか神秘的な光景や

振り返りとこんな光景も!

ありがちな例えですが、なんだかラピュタみたい(*´▽`*)

雄大な海岸沿いの景色

ちょっと進むとこんな雄大な景色を拝むことが出来ます。今日は曇っていたのが残念でしたが、晴れた日は青々とした海原を眺められると思いますよ(・o・)

室岩洞から石材を切り出していた頃は道路がなかったため、石材はこの場所から海岸へ斜面を滑り下ろし、船で運び出されていたそうです。

この斜面、上から覗いた限りではどれかはわかりませんでしたが、今でも石を滑り下ろした痕跡が残っているそうです。覗いたっていっても、ちょっと顔出した程度っすけども。。

調子乗って前のめりになりすぎると、私が滑り落ちそうですからね。。(笑)

という伊豆石、江戸時代から昭和までの期間、掘るに掘りまくったわけですが、一体何に使われたんでしょうね??

ということで、再び洞窟に戻って車へと戻ることに。

ちなみに、こういう洞窟だと、たまにヘルメット貸出系の場所もありますが、ここは天井が割と高いので頭を天井に激突させる心配はなさそうです。

所要時間は長くみても20分とかでしょうかね。そこまで説明が多くないので、さ~っとみて終わりとなりました!

洞窟の紹介は以上ですが、伊豆石によって建てられた建物はそんなに多く知らないんですよね~。私が伊豆石を用いて建てられた建物をカメラで抑えているものは、上の写真くらいですね、こちらは同じ静岡県の下田市にある建物。

ペリーロードと言われる観光地に建っているんですが、見てすぐに伊豆石らしきもので建てられているのがわかりますかね。

栃木県の観光スポット「大谷資料館」

石といったら、伊豆の近くでいうと真鶴の小松石がありますし、あとは栃木県の大谷石、その他にも色んな場所で採掘されてるんですよね。大谷石の採掘場が一般公開されている大谷資料館は全国的に有名だったりします。

とはいえ、まだまだ探せばこうした洞窟ってたくさんあると思うんですよね。これからも、見つけたら紹介していきますね!

おわりに

ということで、今回はあまり全国的にも知られていない石切場「室岩洞」を紹介しました!

まだ私が伊豆石についてそこまで深く調べられてないこともあって、室岩洞の簡単な紹介という感じになりました。が、これからも「伊豆石がどの建物に使われているか」などは引き続き調べていこうかな~と思っています。

とりあえず、場所は遠くてわかりずらいものの、洞窟内の灯りが点灯している間であれば気軽に訪問できる場所ですので、近くに来たついでにサクッと寄ってみてはいかがでしょうか!

ではでは~~

参考文献

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詳細・地図

住所 静岡県賀茂郡松崎町
入場料 無料
営業時間 電気が08:30〜17:00の間に点灯します
定休日 なし
駐車場 無料
電話番号 0558-42-3964(松崎町企画観光課)
アクセス 遠いですww
リンク https://izumatsuzakinet.com/室岩洞/

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