元絹問屋の店主が営む『純喫茶 旅苑』が昭和過ぎた!

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こんちわっす!

日本中の知られざるスポットを取材してブログにしている『知の冒険』。今回は、山梨県都留市にある純喫茶を紹介するんですが、都留市って言われてもあまりピンとこない方は多いかもしれないっすね!

前回の記事では、同じ山梨県の甲府市にあるレトロな喫茶店『俺の巴里』を紹介したので、山梨の純喫茶二連発になるわけですが、今回紹介する『純喫茶 旅苑』も素晴らしい雰囲気の喫茶店でしたよ!

他の純喫茶もそうですが、ここもフレンドリーな老夫婦が営むいい雰囲気の喫茶店。そんな喫茶店を、説明は少なめですが写真も踏まえて以下で紹介しますね~

本記事のポイント

・元絹問屋のご主人が営むレトロな喫茶店
・クリームソーダやウインナーコーヒーに、なぜか粗品が・・
・秋葉原で買い揃えた店内の照明がたいへんカラフル!

ということで、今回は山梨県都留市に行ってきたわけですが、GoogleMapで示すとこの場所になります!

富士急行線の谷村町駅が最寄り駅になるわけですが、都留市って観光地ってわけでもないですしなかなか他所の方が来るにしてはマニアックな場所かもしれないです。近くには富士山の景色が綺麗だったり富士急ハイランドがある富士吉田市がありますが、それにしても都留は通過点って感じですよね。

そんな都留市の国道139号線沿いにあるのが、今回紹介する『純喫茶 旅苑』っす!

外観はあんまりレトロ館は感じられないというか、喫茶店なのか何のお店なのかこれだけ見るとようわからんっすね。。(;・∀・)

入り口には、何か琴線に触れる看板がありました!

この「TOMIYA COFFEEって何だ?」と思ったんですが、この冨屋珈琲店は静岡県にあるコーヒーチェーンみたいっすね。なんでこのお店にこの看板があるのかは聞いてないのでわからないっすけども。。

看板はスナックみたいやな・・

あと、こちらの看板がちょっと妖艶ww

扉を開けると、入り口が二重になっているわけですが、この時点で凄く昔懐かしい雰囲気が伝わってきますわ。

お~、中はこんな感じになってます。ちょっと写真で見ると明るめに見えますが、店内は暗めで、レトロな雰囲気の照明があちこちで灯ってます。とても時代を感じますし、雰囲気は最高っすね~!

入って早速ご主人が現れて、席を案内してくれることになりました!

私が座ったのはB-3の席。

コロナ対策をメッチャバッチシ行っており、テーブルには巨大なアクリル板によって仕切られています。「B-3」と書かれた紙は、何かのチラシの裏に書いた感じですかねww

すんげぇビッシリ書いてますな

メニューはこちら。受験生のノートみたいにビッシリと書かれていて、どこに何のメニューがあるのかちょっと探すのに苦戦します(;・∀・)

ナポリタンとクリームソーダを注文したかったんですが、お昼を食べてからあんまり時間が経ってないので、今回はクリームソーダのみを注文。次回はナポリタンも注文だな!

あと、気になったのが、クリームソーダAだと800円で、クリームソーダBだと900円なんですが、Bだと粗品がつくという謎ルール。他のメニューでも粗品つきのものがあって、粗品の中身が大変気になるわけですわ。。

と思って、メニューの裏を見てみると・・

粗品はコレらしいです。。

手前のお皿はせんべいとチョコレートのお菓子で、何か縁起の良いものに包まれているものは、ボックスティッシュでしたww

ということで、せっかくなので粗品つきを注文(*´▽`*)

丁寧に包まれてました

粗品付きということで、こちらをいただきました(*´▽`*)

最近はリモートワークで、ティッシュの消費スピードが早くなってますし、ちょうど買いたかったので、地味に助かったというww

というか、何でメニューに粗品がついてるのかが謎なわけですが、その辺は今回は詳しく聞きませんでした。というか、聞き忘れましたww

次行ったら、聞くか!!

そして、クリームソーダwithお菓子が到着!

まさに昭和なクリームソーダを味わいながら、旅の疲れを癒しておりましたよ!

最近はSNSでもレトロな喫茶店と一緒にクリームソーダを写した写真を目にするようにもなりましたし、クリームソーダに特化した書籍も出版されているということで、結構コアな喫茶店ファンは多いんすかね~??

博物館も巡る人が増えて、博物館か岩井が盛り上がればいいんですが、あんまり博物館に興味を持って巡ってるSNSアカウントって、ほぼないんすよね・・。

クリームソーダをたしなみながら店内の空間に浸っているわけですが、店内は暗くてレトロな雰囲気を醸し出す照明がたっくさんありましてですね。

どれも良い感じのデザインだったので、とにかくひたすらカメラに収めることにした私。お客さんは私以外に一人しかいなく、そのお客さんも途中で帰ってしまったので、もう写真を自由に撮り放題状態となりました(*´▽`*)

マスターに聞くと、店内の照明は秋葉原の電気屋さんで買い揃えたそうです。

照明の形やデザイン、あとは色もさまざまで見てるだけでも癒されます。

ちょっと妖艶なピンク

一通り館内の写真を撮り終えたところで、ご主人さん夫婦と少しお話をすることに!

この純喫茶は、今から55年ほど前に開店したということで、開店してから半世紀以上が経ってるんですね。最初から喫茶店をしていたわけではなく、ご主人さんは元々絹の問屋さんをしていたんですって!

都留市にある「都留市商家資料館」

そうそう、旅苑がある都留市は、近くの富士吉田と同様に絹で栄えていた町でして、そうした商人さんが昔は多かったみたいなんですよね。

都留市には、「都留市商家資料館」という資料館があるんですが、ここも元々は甲斐絹を下ろしていた問屋さんの建物を一般開放しているスポットなんすよね。ここは以前訪問してスタッフの方からこの建物の話を聞いたりしたので、後日記事にしたいと思っております。

とはいえ、絹は外国産の安物が日本になだれ込んだこともあり、都留市の絹も徐々に衰退。。

そこで、ご主人さんも絹に見切りをつけて喫茶店の経営へと舵を切るようにしたそうです。

私が帰ろうとしたときは他のお客さんもいなかったので、しばらくご主人さん夫婦と井戸端会議をしてました(*´▽`*)

館内は昭和でレトロな雰囲気ですし、ゴミゴミしてるわけでもなくフレンドリーなオーナー夫婦のいる喫茶店。そんなお店で、ボーっとするのもいいし、読書に時間をつぶすのもいいし、こうした時間がまさにつかの間の休日という感じですわ!

ボコボコした天井が妙に心地良い

今回は情報量は薄めですが、とにかくお店の雰囲気だけでも伝えられればと思います。まぁ私は写真技術がクソなので、上手くその魅了を写真で伝えられるかわからないっすけどね。

多分写真に詳しい人だったら、もっと見ている方に行きたいと思わせる写真を撮れると思うんですけどね。。

カウンターの椅子も昭和ですな~
松嶋菜々子の写真が妙に気になる
これは暖炉かな??

という感じの喫茶店でした。一時間ほどの滞在でしたが、旅の疲れを癒すことが出来ましたよ。

まぁあんまり都留市のこの辺を通るって方は少ないかもしれないですよね。東京から山梨や長野方面行くんだったら、中央自動車道使う方が多いでしょうし。。

でも、穴場的な感じで人は少ないですし、純喫茶とか昭和レトロとかが好きな方であれば大満足の場所だと思ますよ!

ではでは、今回の記事はこのくらいにして、また次の記事でお会いしましょ~

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詳細・地図

住所 山梨県都留市上谷4-1-10
営業時間 12:00〜22:00
定休日 なし?
駐車場 無料
電話番号 0554-43-3800
アクセス JR谷村町駅から徒歩5分。
リンク https://tsuru-kankou.com/junkissa-ryoen/

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