ういっすーー!
今回は、私の地元である鎌倉市のホテルに関する記事になります!
鎌倉市と言えば、日本を代表する観光地でもあり、東京から電車で一時間くらいで到着できるということもありアジサイの時期や夏はマジで多くの観光客が訪れる場所になってます。が、逆に近いということもあって宿泊施設はそんなに多くないんですよね~。。
ところが、そんな鎌倉にも素晴らしい近代建築の建物である宿泊施設『ホテルニューカマクラ』があるんですね!
関東大震災後の1924(大正13)年に建てられ、米軍に接収されたり産婦人科だった過去を経て今に至るこのホテルにはどんな歴史があったのか??
実際に宿泊してホテルのスタッフの方にもいろいろ話を聞いてきたので、その全貌を以下で紹介していきたいと思います(*´▽`*)
鎌倉に現る近代建築ホテル
ということで、今日の舞台は鎌倉でごわす!!
私は社会人になって川崎に一人暮らしするまで鎌倉には15年近く住んでいましたし、今でも実家があるということで大変馴染みのある町なんですね。
鎌倉と言ったら大仏や鶴岡八幡宮が有名ですし、アジサイが有名な明月院や長谷観音、あとは湘南の海だってありますし、鶴岡八幡宮にシラス丼などなど。見所たくさんの観光地なわけですが、そんな鎌倉駅のからすぐの場所には、大正時代に建てられた近代建築のホテルがあるんですな!!
そ、れ、が、、
こちらの『ホテルニューカマクラ』っす!
古都鎌倉というとお寺があったりと和なイメージが強いかもしれませんが、鎌倉駅のすぐ目の前にこんな洋風な建物が現れるんですから結構なギャップですよね。パッと見た感じではそこまで年季が建ってる建物には見えないんですが、なんと96年も経っているんだからこれまたビックリ!
このホテル、15年間鎌倉に住んでいる私も存在自体は知っていたものの、まぁ地元ということでここに泊まる機会はなかったわけですし、今みたいな近代建築に興味が湧いてなかった頃だったこともあり、「何かホテルがあるな~」くらいにしか思ってなかったんすよね!
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とはいえこのホテル、鎌倉駅のすぐ近くというか駅の真ん前にあることから、電車で鎌倉に来た方なら結構目にしたことある方は多いんじゃないですかね~。
このホテル、私の実家からバスで15分くらいの場所にあるということで、マジでただただ泊まりたかったために今回宿泊したという感じです(;’∀’)
外観の写真を撮ってたら、スタッフの方がやってきて、本日宿泊の予約をしていた旨を伝えると早速館内を案内してくれることになりました!
そして入り口を開けると、、、
おおーーーーーー
いきなりこんな光景が飛び込んできましたよ!!
赤い絨毯が敷かれており、ド・センターに立ちはだかっている階段が何とも言えない素晴らしい光景を演出しておりますわ~~。
私と割かし年齢が近いスタッフさんに、このホテルを訪れた背景や私が日本中の知られざる街やスポットの歴史を発掘しているという旨を伝えると、知っている限りの歴史を教えてくれて、さらには館内を案内していただけることになりました(*´▽`*)
ということで、まずは館内を一通り紹介していきたいと思います!
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築96年の近代建築館内ツアー
まずは玄関ですが、これは大変見応えありますよ〜!
廊下から階段まで敷かれている赤絨毯にしろ、椅子やフロントや照明などなど全部が気になってしまいますわ。
そしてこの上げ下げ窓がこの建物の特徴の一つですね。この建物と同じ頃に建てられた擬洋風建築とかにも、こんな窓が見られたりしますけども。
フロントから奥に入ると、こちらの素晴らしいシャンデリアががるお部屋は建築当初のままの部屋らしいです。
シャンデリアだけではなく床も見栄えが良く、寄せ木風の模様ですね。この床、割と最近までは絨毯が敷かれていたようで、このような床だったと最近気づいたそうです。
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ステンドグラスが目玉
一階部分をさらっと観察したところで、続いては階段を上って二階に行ってみましょー!
結構年季が建っているということもあり、上るとギシギシと音が鳴るのがとても時代を感じました。写真だったらそこまで見えないかもしれないですが、上ってみると結構急でしたよ。
今の建築基準法だとアウトだろうな~。
二階へやってきました。
二階の目玉はこちらのステンドグラスですかね!
ステンドグラスの奥は洗面所になっているんですが、そこで照らされている明かりによってステンドグラスの色合いがきれいに見えていますな。
あと、ちょっと視界を上に向けてみるとこんな場所にもステンドグラスがあるではないか。こういうのって、色合いとかはどうやって決めてんだろうな~。適当??
あとは、昔ながらのこうしたスイッチが備え付けられていたり、、
こんな感じで、味のある灯りがあったりね!
続いては部屋の中もちょっと見てみますかね!
二階には6〜7部屋くらいありましたかね。館内の雰囲気同様に洋な雰囲気の部屋だったり、あるいは畳が敷かれた和な雰囲気の部屋もあったりと、部屋によって様々でしたよん。
まずはココ!
こちらは、至って普通のような雰囲気のお部屋ですが、、、
こちらの部屋に関しては、畳に座布団という和な雰囲気があるものの窓にはカーテンという和洋折衷なお部屋。何でこの洋風な近代建築の建物なのに畳の部屋が作られているんだろうな〜。
スタッフの方に聞けば良かった。。
こちらは「はいから通」というお部屋でスカンジナビアがテーマになっており、廃材を利用することで味わい深くリフォームされているようです。そんでこの部屋、ただの部屋ではなく、テレビ東京の人気番組『TVチャンピオン』のリフォーム王選手権という回で準優勝した部屋なんですって!
そのコンテストの内容は、50万円の予算で24時間以内に部屋を改造するものだったとのこと。とはいえ、この事実を知ったのはホテルを去ってからだったこともあり、もっと良く観察しておけばよかった。。
さらにこちらは「北紀行」というお部屋。
こちらもぶっとい木材がむき出しの状態で、なかなか一風変わった部屋になってますね。そしてこちらも先ほどと同じくテレビチャンピオンで使われた部屋であり、こちらの部屋は優勝した部屋とのこと。
雰囲気としては、ヨーロッパ風な感じのお部屋ですね。しかし写真がやたら暗いな。。明かりをつけて撮ればよかった(;・∀・)
ちなみに、お部屋の名称は「笹目」「雪の下」のような鎌倉にある地名だったり、北紀行、はいから通など通りの名前など結構ごっちゃになってました(笑)
今回私が宿泊したのはこちらのお部屋です。
玄関を入ってすぐ右手に現れるお部屋なんですが、電話で予約したときに「館内の中で一番歴史を感じる部屋で!」と要望を出したら、こちらのお部屋を案内していただいたって感じです!
部屋の中はこんな感じ!
で、ここでベッドが二つあることに気づくかと思います。「おっと知の冒険さん、今回は誰かと一緒に泊まったんですか?♡」と思うかもしれませんが、、、いえいえ、違うんですよ。。間違って二人部屋をとってしまったのでござんす。。( ;∀;)
その分ちょっと高くなっちゃいましたけど、大丈夫っすよ。お金を落として経済に貢献しなくっちゃね!
なんてね(笑)
白と茶色に混じった緑色の配色がなんとも言えない素晴らしい色合い。
今回は洋な雰囲気のお部屋ですが、いつもは古いレトロな旅館などに泊まることが多いので、ベッドとかこうしたカーテンの部屋ってのは本当に久々な気がします。
そしてこの部屋にある設備で一番気になったのは、こちらの鏡と洗面台。なんかやたらとセレブチックな見た目となってますよね。
これ、もちろん今でも蛇口をひねると水が出るのですが、なんか使うのがもったいないというかこのまま鑑賞したかったのであえて部屋の外にある鏡胴の洗面所を使いました( ̄▽ ̄)
という感じで館内を一通り紹介したので、ここで一旦ページを区切ろうかと思います。
次のページでは、ホテルニューカマクラが現在までどのような変遷を経てきたのかに関してですね。スタッフの方や昔の地図を確認してみると、このホテル、結構いろんな歴史を持っていた建物だったことがわかったんすわ!!