和歌山県最大の歓楽街「アロチ」周辺の風俗史と今をまとめてみた!

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昭和レトロ感満載の「みその商店街」

最後は和歌山駅近くの商店街

市内の歓楽街を色々紹介してきましたが、最後は和歌山駅のすぐ近くにある「みその商店街」を説明しますね!

その「みその商店街」はこちら。もともとここにも商店があったのかわかりませんが、ゲートがある場所には商店街らしき光景は見られません。。

ということで、奥へと入っていくことにしましょう!

はい、今はここからですね。この昭和レトロ感、たまんないっすな~~ (*’▽’)

ただ、見るからにシャッターだらけですけども。。

どうやらこの商店街は具体的にはわかりませんが結構前からシャッター商店街になっているとのこと。お店の後継者がいなかったり、さらには車で行ける場所に大きなイオンが出来たことで、お客さんはそっちで買い物するようになってしまったとか。

シャッター商店街になった原因は、上記の二つが大きな要因というのはよく聞く話。

夜遅い時間帯だから人通りはゼロ

さすがに私がここを通ったのは夜遅かったためほとんどシャッターが閉まっている状態ですが、そもそもここは昼間もシャッターが閉まっており、シャッター商店街として問題を抱えている状態なんだそうです。

というか商店街の難しいところは、ここのお店を管理しているのは各々の商店主さんなわけです。バブルの時みたいに儲かっていた時代は皆がお店を出して商店が連なって活気があったと思いますが、今のような状態だとこの場合のまちづくりはとても難しいと聞いたことがあるんですよ!

というのも、三菱地所みたいなデカイ不動産会社が一帯を管理していたりすると、その会社で話が着けばまちづくりを進められるものの、ここの場合は各々の商店主の意見が一致しないと話を進められないため、やっかいなわけです。こんだけたくさんの商店があれば方向性も皆バラバラでしょうし、大変なんでしょうな〜〜。

この商店街はもともと闇市が発祥なんだそうです。今現在、お店は19:00でほとんどの店が閉まってしまうということなので、夜はずっとこんな感じなんでしょうね。

地方の多くの商店街がシャッターが降りている光景を見て何とかして活性化したいと思っていますが、そもそもどこも人口減少が凄まじい状態なので、商店街の中を改造するだけでなくよそから人を呼ばないといけないんですよね。。

地方創生ってだいぶ前から聞きますが、これからまだまだ大きな課題となりそうです。

「昭和の街」として復活した豊後高田

ちなみに、私が知の冒険で取材を重ねている中で数少ない成功例として挙げられるのは、大分県の豊後高田市ですね!ここは「昭和の町」として町おこしを行い、ガッラガラだった町は、休みの日などはたくさんの観光客で賑わっているそうです。

「昭和の町」にしたのは、昔からあった町並みをそのまま再利用したようで、訪れるお客さんは年配の方が多いそうです。年配の世代が昭和の古き良きあの頃を懐かしむ事を楽しみに訪れるんですって!

ただ、ここにもいくらかの課題は抱えているようですが、ここの例は他の街にも何か活かせそうなノウハウはありそうですがね。。

どんどん話がそれて行きそうなので、みその商店街に話題を戻しましょう!このお店なんかスゲェな。ちょっと文字の配置おかしくないっすか??

独特ではあるものの、「マリンナ」をそんな感じでアーチを描くように置かれても読みづらいっすわ(⌒-⌒; )

初めて見るお店ですが200円て(⌒-⌒; )

このお店はもうすでに閉店しているとのこと。。

周辺の飲食店に卸していた「東卸市場」

かなり異様な雰囲気を放つ「東卸市場」

そんな「みその商店街」からすぐ近くの場所にはこんな異様な光景の場所も。

ここは街の小さな飲食店などのお店が買い付けに来ていた市場。今ではシャッターが閉まっており、さらに市場の風景もここだけ一気に時代が後退したかのような光景。。

何年かタイムスリップしたようなレトロ感

30年ほど前は、この市場も多くの人でにぎわっていたとのこと。しかし、今まで書いたように人が少なくなったことで商店街のお店などが姿を消すことになっている和歌山市の歓楽街。

お店が少なくなれば、そこに卸していた市場も衰退するということで、ドミノ形式で負の連鎖が続いてしまったという。。今でもまだ閉店していないお店もあるとのことですけどね。。

開発しちゃってんのかい??

ただ、市場の中には新しいマンションも建っちゃったりしているので、どんどん開発が進んでいそうです。アーケードもあり、すんごく時代錯誤な雰囲気が今でも見られますが、この光景は割と早いうちに見れなくなってしまうかもしれません。。

おわりに

市内の商店街は近いうちに消滅してしまうのか・・

以上で、一通り和歌山市の歓楽街に関しては簡単にではありますが紹介できたのではと思っています。

和歌山城から和歌山駅にかけて、飲み屋の数は結構な数があり、建物が豪華だったりはしますが、商店街の衰退が凄まじく、県庁所在地にも関わらず和歌山市の衰退っぷりは結構如実に表れていました。

でも、これは和歌山市に限らず地方のどの街に行っても基本的にこんな感じ。どこに行っても、

「昔は栄えていたんだけどね。。」

「近くに大型スーパーが出来たことで商店街は客をとられてしまってね。。」

「最近の人は仕事終わりに飲みに行かなくなったでしょ。。」

と言われるケースがほとんど。少子高齢化・人口減少が進んだり、飲みに行くことが減ったりとで街はどんどん変わっていき、「昭和レトロ」と言われる景色はどんどん無くなっていくので今のうちに記録をしておかなくては。。

ということで、和歌山市の紹介は以上となります。まだまだ、調査しなくてはいけない街がたんまりとあるのでこれからも調査と記事作成の日々は続いていきます。。

参考文献

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詳細・地図

住所 和歌山県和歌山市友田町周辺
駐車場 周辺に安いコインパーキングがあります
アクセス JR和歌山駅から徒歩数分の場所

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