和歌山最大の歓楽街「アロチ」を探索!
かつての繁華街であったぶらくり丁、さらにはソープ街を説明しましたが、続いては和歌山県内最大の歓楽街である「アロチ」に焦点を絞りますか!
このアロチの周辺には、所々に飲み屋や大きな飲み屋ビルがあったり、さらにはホテヘルもあったりという感じ。ただ、アロチ周辺にあるのは昔からあるような老舗の飲み屋、スナック、そしてキャバクラとかですかね。チェーン店などの居酒屋はここにはなく、その辺のお店は和歌山駅の近くに軒を構えている形になります!
そのアロチの中でも一番賑やかなのは、上の写真の飲み屋ビルが連なる大通りですかね。結構大きな建物も見れますが、この辺はキャバクラとかが多いのかな!
そしてこの辺をうろついていて気付くのが、一つ一つのビルがめっちゃ派手で豪華!!このビルとか、階段の手すりがバブリーな感じですね!!
グルグルとらせん状にバブル期の頃に建てられたビルとかなのかな??
これも割と大きな建物。
これもかなり豪華な建物。入っているテナントは大方キャバクラなようですが、よくこんなキャバクラビルが建ったもんだ・・。
あとは、こんなこの街の生き字引(いきじびき)とも言えそうな、歴史を感じる建物も感じました。アロチ周辺の建物の中では最古参になるんじゃないですかね。この建物にあるスナックからは、だいぶ昭和なカラオケも聞こえてきたり。。
ちょっと入ってみたかったですが、先を急ぐことに。。
アロチには無料案内所も数軒あり、案内所のお兄さんに少し話を伺いました。
私「この辺の飲み屋って活気はどんな感じですか??」
お兄さん「もうね、見ての通りですよ(汗)金土くらいは多少人はいますが、平日は本当に少ないですね。そもそも和歌山って他県に行くときの通り道でもないですし、閑散としてますよ。。」
ということのようです。ん~地方で飲み屋関係の方に聞くと、厳しいという声がほとんどですけどね。。
地図でも書きましたが、和歌山駅の近くにはほんの数軒ですがホテヘルが存在しています。知の冒険の読者の方は、他の記事でも書いている野でご存知かもしれませんが、一応ホテヘルに関してもう一度おさらいです。
ホテヘルは、風営法の受付所営業にあたります。デリヘルとの違いは、受付が歩かないか。デリヘルの場合は、お客が電話をしたら女性と直接待ち合わせる形になりますが、ホテヘルの場合は受付で氏名や清算を済ませ、受付から女性と一緒にホテルへ向かいます。遠い場合は車で送迎してもらう形です。
2006年5月の風営法が改正される前は、無店舗型の部類に入っていたため、出店規制は緩かったのですが、各都道府県で条例が厳しくなりホテヘルも新規出店が厳しくなっていて、一部のエリアを除いて出店が出来なくなってしまったんですな。
和歌山県の場合は、もう出店が全域で不可っす。
あと、この阪神タイガースのユニフォームみたいなデザインの駐車場があったんですが、これはなんですかね??しかも料金がウルトラやすい(笑)
昼間最大料金が200円って、どんだけやすいんですか!!これ、もしかしたら日本一昼間の料金が安い駐車場だったりしないです??
密かに営業を続ける「一発屋」!!
これは客引きのおっちゃんに教えてもらいましたが、和歌山市内にはかろうじて裏風俗が残っているとのこと。裏風俗とは、隠れて本番行為を行うお店のこと。厳密な場所は伏せますが、おっちゃんに場所を教えてもらいそのエリアを調査してみました。
そのお店があるのはこの道です。私が訪問したのは2018年12月下旬ですが、客引きのおっちゃんが言うには二ヶ月近く前に一発屋で摘発があったそうなんです。なので、今は一発屋はないんじゃないかとは言われたんですが・・
いや、ありました。間違いなくこれですね。見た目はキャバクラのような外観ですが、写真の奥のお店は入り口の扉が開いていてそこにおっちゃんが椅子に座っていました。裏の扉には料金表が書いてあって30分一万円という文字も見えました。
左のお店は営業していないようです。もしかしたら、ここも一発屋だったものの、先日の摘発で営業停止になったのかもしれません。。
いつからここに一発屋が出現したのか、そのほかのこのお店に関する背景は不明ですが、こんな場所に密かに残っているとはちょっとビックリ。地元の方には有名な場所なんでしょうか・・。
あと、ここでは「一発屋」と書いていますがこの手の風俗の呼び方はエリアによって様々。例えば、今の大阪にある飛田新地や松島新地などにある料亭や川崎の南町にあるような居酒屋の2階で行う形式のものとかは「ちょんの間」という言い方をしますし、本番ができるサロンであるということで「本サロ」なんて言い方も。
しかし、そんな裏風俗ももう姿を消そうとしています。私が知の冒険を始めた4年前から今までの間にも摘発によって姿を消したエリアも多く、大阪の新地はまだまだ健在のように感じますが、東京付近では2020年の東京オリンピックによってかなり手が入っていると、その手の関係者から聞いてもいます。
しかし、和歌山市内に残っているというのは結構意外( ;∀;)
あ、ちなみに市内にある天王新地は今回は伏せます。。今色々調査しておりましてまだ記事化には時間がかかるので(笑)
和歌山市にはどんなお客が遊びに来る?
和歌山市は、京都方面から西日本方面へ行くなどの通過点でもないので、和歌山市に勤めに来るとか、観光に来たというここに目的を持った方じゃないと人は来ない場所。
客引きのおっちゃんから聞くと、「平日は新日鉄住金などここで働く常連さんが多いが、休みの日になると南にある海南市や有田市方面からもお客がやってくる程度」とのこと。
北には大阪があるものの、わざわざ大阪から和歌山に飲みに来るお客さんはいないし、結構ここの飲み屋街は苦戦を強いられているようです。
ただし、それがソープランドになると少し変わってきます。大阪にはソープランドがないので、大阪南部の方などは和歌山市のソープランドへ足を運ぶ方がいるという。そして、それは働く女性側もしかり。。
そして、和歌山県の海南市や有田市よりさらに南に目を向けると、和歌山県の南部には有名な温泉観光地として白浜温泉があります。
温泉街というと歓楽街がセットになっていることが多いですが、この温泉街は残念なことに白浜警察署が本気を出して、その辺の要素は完全に一掃されてしまいました。。
和歌山県南部の中心地としては、白浜温泉からさらに南に下った場所に田辺市があります。人口の割に飲み屋の数が多く、駅前はかつて「親不孝通り」と名がつく通りまであり、今でもまずまずの人で賑わっているそうです。
ただし、南紀の中心部である田辺市であっても風俗というとデリヘルのみ。和歌山県は結構風俗関係は警察が目を光らせているそうで、和歌山市以外はデリヘルが田辺市内とかにある程度なんですね。そして、和歌山県南部の方が風俗遊びをするとなると、和歌山市に来る方もいれば、一気に大阪まで行って遊ぶ人もいるという。
県庁所在地である和歌山市が大都会の大阪に近いということが結構な痛手になっているような気がしますが、果たしてどうなんでしょうね。。